いいカメラなんかひつようないのだ | t-speedブログ

いいカメラなんかひつようないのだ

世間ではゴールデンレトリ・・・じゃなかった


ゴールデンウィークですね。

旅行に行ったりするのできれいな写真を残したい。

お寺や海岸の美しい風景を収めたい。


そういう人には


いいカメラは必要ないです

旅行に行ったから写真を撮りたいのと、

写真を撮りたいから旅行に行くのとは違います。


いいカメラを必要とするのは後者であります。

ひとつ分かりやすい例をあげると、

花火大会に行って、カメラで花火の写真ばっかり撮ってるひとがいます。

空を見上げてファインダー(液晶)ごしに花火の夜空を見るために来たのかと。


旅行に行って、写真ばっかりに気をとられていると

旅行らしいことをせずに、持ち帰ったのは大量の画像ファイルだけということになりかねません。


まあ、これは極端な例で

「いいカメラでも適当にさっと撮って他のことすればいいじゃん」

なるほど、

しかしカメラ趣味の人はなかなかそういうわけにはいかないのです。

やはり、頭が目がそういう造りになってしまってますから

常に構図を探してしまいます。

いいカメラほど機材も大掛かりになってきますし、

レンズ交換式はパンケーキ付けてもコンデジみたいにペタンコにはなりませんし。

「イルミネーションや夜景を撮るなら三脚は必須だぜ」

なんて言い出すともう、なんのために来たのやら・・・


ですから、

カメラ趣味の人とは一緒に旅行などにはいかないほうが無難です。


このタイプの間違いは自動車好きな人にもあります。

デートに行くのに大事なのは

クルマがピカピカであることや、ハイクオリティミュージックではありませんから。


とうぜん、適度にきれいなくるまで気の利いた音楽も

補助的にいい効果を生むのもわかりますが、

その効果はすぐに頭打ちしますから手をかければかけるだ無駄になります。

デートは話をするのがメインになるかと思います。

人と話をしながら音響のすばらしさなんて聴き取るのは不可能です。

ピッカピカのクルマも乗り降りの際に

「きれなくるまだな」と思われるくらいで。


こういうのを彼女に自慢したい気持ちは分かりますけどね。

「自己満足だからいいだろ」

まったくそのとおり。

それは「自己満足」なんです。

こういうのはクルマ趣味の人じゃないと分からないので

彼女がそうでないならそこに労力をつぎ込むのはナンセンスだということです。

もし、彼女がそういうクルマの状態を望むならそれは

彼氏に会いたいのではなく、かっこいいクルマに乗せてもらいたいだけです。

そしてそれをまわりの人に見せたいという

おのれの背景演出です。

異論はみとめないw


おいらの考えでは

「二兎追うものは一兎も得ず」

という言葉もあるように

ピントは狭く、絞りは開放で行くほうが上手くいくと思います。


女に会いに行くのか、趣味を楽しみに行くのか

どっちがメインでどっちがサブなのかを改めて考えておいたほうが

主役が生きてくるということがいいたのです。

両方楽しめちゃうのが理想ですけどね。


クルマを楽しみたいなら別の日にひとりで、または同じ趣味の友人と

クルマづくしの一日を楽しんだほうがいいと思います。

ですが人には

「どっちもそこそこでいい」

という考えの人もたくさんいるわけでそれならそれでいいと思います。

考え方は自由です。


話を戻しますと

旅行に行くのにいいカメラは必要ないのは

持って帰りたいのは楽しかった感動した思い出であり

RAW(JPEG)画像ではないはずだということです。


どこにもピントの合ってない写真や、

ふざけてブレた写真をあとから見たときのほうが

旅行の楽しさが甦ると思います。


ちなみにおいらはいいカメラは必要な人間ですが、
t-speedブログ

TPOを間違えて

ちびまるこちゃんの友人の「たまちゃんのお父さん」みたいに

ならないように気をつけています。

(いいカメラ持ってませんがw)




*ちなみにたまちゃんのお父さんのカメラは花輪くんにもらったライカM4らしいです。