バラしたことあるとないのとでは全然違う | t-speedブログ

バラしたことあるとないのとでは全然違う

いきなりですが


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おいらの使ってるパソコンNEC Lavie G RXをバラしました。


水色の線はキーボード外すときに効いてるツメの位置です。

おいらは検索エンジンで分解している方の記事を読みながらやったのですが

うまく上の両サイドのツメが外せませんでした。

そもそも隙間にドライバーが入りません。

*当然あらかじめパソコン裏の2つのビスは外しておいてください。

検索すればすぐわかります。


「これはきっと何か他に方法があるはず」

と自分で形状を模索しながらキーボードを外すのをこころみました。


先人の方たちは精密ドライバーなどを突っ込んで両サイドを浮かせていましたが、

そんなことをしてはキーボードのベース番に傷が付きますし、

他になにかあるはずだと思ってました。


そこでおいらが編み出した独自の方法は


赤色のマークの部分に「プラパッケージなどの切れ端」を突っ込みます。

適当に大きさや形状はカットしてください。

赤色の部分に差し込みます。

すると、

簡単にキーボードを浮かせることができます。

差し込みやすい場所があると思うのでよく見てください。


両サイドにツメがあるのでそれを交わさなくてはいけませんが、

真ん中を持ち上げて行くと、

キーボードのベース板は薄いアルミなのでやんわり曲がっていきます。

そして左側のツメをかわします。

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単純に、真ん中が持ち上げられることで

両サイドが定位置から中央に引っ張られてくるという理屈です。

それで1mmくらいのツメをかわすわけですね。

そしてキーボードは右上のほうが5mm幅くらいの両面テープで1文字に貼りついています。

黄色のマーカーのあたりです。


これはキーボードの上のほうに指を入れるなり、定規のようなものを

差し込むなりして引っ剥がします。

黒いプラ板にテープは付いてるので

黒板は残すようにキーボードを引っ剥がしてください。

最初は少々緊張しますが、

そんなに強力に貼りついてないので

上のファンクションキーあたりから、右に向けて剥がしていけばパンッと取れます。


ケーブルは下のほうについてるのであまり慎重にならなくても大丈夫です。

気をつけるのはあまりアルミのキーボード板を曲げすぎないことですかね。

元に戻らなくなったらまずいですから。


おいらは独自の方法でキーボードをきれいに外せました。

多分このやり方じゃないとなんらかの傷が付くと思います。

おいらはこれを推奨します。



ここまではキーボードの取り外し方を書きましたが、

ハードディスクにアクセスするのは

これらは関係ありません。


ハードディスクは下のマウスパッドやパームレストの下についてます。

これは本体裏側の一番下のビス四つを外せば

パームレスト自体を下にスライドさせることで簡単に外せます。

パームレストのツメが両サイドのツメに滑り込んで留まってるので

それを下にスライドさせて外してください。


マウスパッドのボタンのところに配線がありますので様子を見ながら

引き剥がしてください。

簡単です。

そもそも閉めるときがちょっと注意あります。


パームレスト左上のキーボードの左ctrの下あたりに

収縮チューブで覆われた赤い配線がありますが

閉めるときにこれをはさみやすいので注意してください。

上手くしまらないときはたぶんこれがはさまってます。


ハードディスク。
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おいらのはHITACH製60GBです。

当時はノーパソで60GBでも増量したほうでした。


今となっては500GB以上が当たり前です。

接続はどうやらSATAではなく、

IDE接続のようです。

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本体とハードディスクは簡単に外れます。

マウントの四つのビスを外したら

マーザーボードからIDE40ピンを右側に引き抜いてください。

抜くのは簡単ですが、

差し込むほうが少しコツいります。


はじめて外される方のために書きますが。

とくに何もコネクタにロック等はありませんので

普通に差し込まれてるだけです。


もしパソコンが壊れてデータがダメになったっぽくても

HDDが生きていれば

安価な「HDDケース」というものをつかって

USBストレージとして、他のパソコンで救出できることがあります。

いわば内蔵HDDの外付け化です。


端子がおおまかにSATAとIDEがあるので注意が必要です。

最近のPCはSATAで高速転送ですが、

おいらのように7年くらいのやつはIDEの可能性あります。

HDDケースもそれぞれ対応があります。



というわけで

おいらのパソコンの分解をしてみるでした。

結果、とくに大容量HDDに変えたわけでも

SSDに交換したわけでもありませんw


まあそろそろこいつも寿命なので

おもいきってばらしてみました。

やはり一度バラしてみると

構造が分かりますし、

そして「何が分からないのか」を見つけることもできます。

とても勉強になりました。


一度バラして戻したことがあるとやはりぜんぜん付き合い方が違いますね。
それは、一度もケンカしたことない恋人と同じようなことなのかもしれません。

↑ぜんぜん違うかもw


おいらという人間は


構造が分かってないものを使うということが不安でしょうがないというやつです。


まず全体を、しくみが把握できてないのに


分からないのにやってるみたいなことがキライなのです。


「分かったからどうなるもんでもなくね?」

なんてよく言われますが、

それじゃあきっと先には進めないし、

完全に自分のものにできてないんじゃないかなんて。


おいらの性格上

「AをするとBになる」

という事実があるとすれば


「じゃあ、なぜそうなるのか」

それを考えないわけにはいかないのです。

ええ、こういう性格のやつは人が嫌います(;~_~)


「理由なんてどうでもいい・・・」

「こまけえことはいいんだよ!」

なんてのはイケメンの言う事ですw