よくぞ、生きとった | t-speedブログ

よくぞ、生きとった



じつは先日


昔から持っているPS2 SCPH-50000を分解しました。

おいらは新型のSCPH-90000を持っているのですが、

50000のほうはDVDの読み込みが悪く、

CDやPS1ゲームソフトにいたっては全く読み込まないという状態になっていました。


というわけで50000のほうはとっくにお蔵入りになってたわけですが、

あるサイトで分解してピックアップのレーザーを調整しているのを拝見し、

おいらもやってみようと動き出しました。

どうせ、壊れかけのレディオじゃなかった

壊れかけのPS2なのでダメもとでやってみることに。

まあPS2ゲームはぜんぜん出来る状態なので

壊れたらちょっと悲しいんですがね。


さっそく分解始めました。

ビス隠しキャップを外し、ビスを外しました。

長さが違うビスや、色の違うビスが混在していて

間違えないように写真にとりながら進めます。


おいらはビスを外すたびにデジカメでこのように撮影しています。


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ビス各種

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亜鉛メッキ中くらいのビス両端


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亜鉛メッキ中くらいビス(反対側は無し)


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亜鉛メッキ中くらいビス


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亜鉛メッキ中くらいビス


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ドライブカバーは黒の小さいビス


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銀メッキ小さいビス

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銀メッキ小さいビス


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すごく小さいビスで頭がペタンコのビス




いろんな細かいビスが使われて

どこの部分のビスなのか分からなくなります、確実に。


そして、かなり分解が進み、

電源基板の取り外し、ドライブの取り外しまで進みました。

ドライブを取り外さないとピックアップの調整ビスまでたどり着けないのです。


「こりゃあ、ちょっと手に負えないものに手を出してしまったのかもしれない」
と考え出していました。

この写真にはないですが、

こういう基板には極小のコネクタや、

フィルムコネクタのような端子が使われていたりします。

写真がないのはもうそんな余裕がなかったからです。


おいらはこういうものの取り扱いが初めてだったので

かなり慎重にならざるを得ませんでした(;~_~)

自動車関連に使われているのはこういう接続はありませんし。


これからパソコンなんかも改造したりするんなら

こういう経験は糧になってくれるはずと思ってますが。



そして、

「いこかもどろか」

みたいな葛藤と戦いながらも

ここまで来たらいくしかないと覚悟を決めバラしていきました。


やっとのことで

ピックアップレンズの裏側にたどり着き

CDとDVDのゲイン調整を少しだけ上げておきました。

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地の果てまで行ってきたという証拠写真w


調整ビスは他の方のサイトを参考にして下さい。

おいらのは間違ってても知りませんよ。

写真は調整後です。

両方とも同じくらい1,2ミリほど上げました。

右回しです。


洞窟の最深部までいって

目的のお宝は手に入れたのですが、


「こりゃあ、もとに戻せないかもしれないな

人んちに持ち出し対戦用のPS2がなくなっちゃったかも(:_;)


なんて不安が・・・


メモ写真だけが頼りなので

それを見ながら組み上げていきました。


ビスが余るなんて定番のネタは起こらないでくれと願いながら・・・


そして

外装は後回しにして仮組みして

CDを再生してみることに。

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この状態で。


「戻って来い!たのむ!戻って来い!」

「医龍」とか「救命病棟」などでありそうな場面です。


電源を入れると

普通にブラウザが起動し

CDを読み込みました。


いままでは全くダメだったんだですがね。

DVDもゲームも普通に再生できたので

とりあえず「戻ってきた」ということです。


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復旧したSCPH-50000

これで持ち出し対戦用のPS2はリフレッシュされました。

一時はもうだめかと思いましたから。


ちなみにやく10年ぶりくらいに初めて中を空けたPS2は

とんでもない量のホコリを吸い込んでいました。

あつめるとピンポン玉くらいになるかもしれませんw





P.S.

ちなみにビスは余りませんでしたw