セイミツボタン考察
本日は
これからアケステを自作、または改造してみようかなっていう
入門者の為にセイミツ工業製ボタンの特徴を挙げてみようかと思います。
おいらがこないだ購入した
ネジ式30Φボタンの
先月だったかな?ボタンリングの色がクリアボタンと共通カラーの透明になりました。
ボタンの色が黄色だから黄色ってわけじゃなく、
クリアボタンじゃないカラーボタンは全部黄色のリングでしたが、
この度の変更で全てクリアリングになったようです。
まあ、取り付けてしまえば見える部分ではありませんが・・・
そこでボタンリングの考察をしてみました。
このリング、表と裏が違います。
ボタンに取り付ける時に違いがでます。
表面に加工がしてあるほうを表とするなら
そちらの表の方がリング内側のネジ溝が、少しだけつくってありません。
この写真の場合、上側が表面加工したある側で、ネジ溝が無いという写真です。
なので溝が無いほうからボタンに取り付けた場合、
写真右の黄色ボタンのように回さなくてもツラまではまり、
そこから回してとりつけます。
おそらくこちらが正規の(?)取り付け方なんじゃないでしょうか
左の白ボタンは逆に乗せてみたものですが、
すこししかはまっていません。
この位置から回せば入っていきます。
どちら向きに取り付けたにしろしっかり固定はできます。
ですが、おそらく取り付け易さから言って黄色のように
表面に加工がしてあるほうから取り付けるのが正しいっぽいですね。
「で、それがなんなん?」
と言われると思いますが、
上記のものを踏まえての次項にいきます。
こちらは
ネジ式24Φボタンの
PS-14-DN 同色桃
ですが、
こちらのリングは前からどれも共通でクリアリングがついています。
片方の表面だけポツポツがついてる加工がしてあります。
こちらを表として考えます。
加工してある面を先に向かわせたのがピンクです。
ツラまではまっています。
おそらくこちらが取り付け易さの面から正規の取り付け方じゃないかと。
黄色は加工面がこの写真では上になっています。
つまりネジが効いてない状態でこの位置ということです。
これがなにが言いたいかと言いますと、
たとえばボタンを取り付ける天板の板厚が厚い場合、
ボタンリングのかかりが甘くなってしまいます。
この場合、黄色ボタンのようにリングを取り付けたほうが、
ネジの効き幅が広くなり、よくなります。
更に、ポツポツが付いてるほうを外側に付けた場合、
狭いスペースでもリングを回し易いという。
*なぜこうなるのか分からない人はやってみれば分かります。
たとえばおいらのように9mm板で天板を作ったばあい、
24Φボタンはリング固定が不可能に近いです。
ネジがかからないから。
ですが、ボタンリングを逆(つまり黄色ボタンのように)
取り付けることによってほんの2回転だけでもネジをかけることができるのです。
まあ、強度的にはよろしくありませんが、
全くリングなしよりは精神衛生上よろしいのではないでしょうかね。
よって、「真・アーケードスティック」は逆リングで付けて、
「真・2」のほうは
このように加工したので表でも裏でも取り付け可能です。
やり方は5月の記事を参照してください。
まあ木材などの比較的柔らかい素材に対して
ポツポツの付いている面より、入れていった場合(正規の取り付け?)
ポツポツが素材に食い込みそうなので逆のほうがいいかもしれませんね。
ボタンリングの話はこれくらいにして
次はボタン本体の話です。
セイミツボタンは三和ボタンのように
触れただけでONするようなシビアなスイッチ構成にはなっていません。
おいらはアケでファイナルファイトやってたときに
押してないつもりなのに「デヤー」が出ることがあり、
「え?押したっけ」
みたいなことによくなってました。
その後、ボタンの特性を調べたときに
「ああ、そういうことだったのか」
と納得したというわけです。
おいらはセイミツ慣れしてしまったので、
久々にアケでプレイしたときに暴発しまくってしまいましたw
セイミツと、三和ボタンは特性がこのように違うのですが、
見た目も少し違います。
おいらはアケステ製作を始めた頃、
セイミツボタンは表面がまっすぐ、
三和ボタンは表面が盛り上がっている
と認識していました。
ですが、
注文して届いたボタンは
三和のように中央が盛り上がったものでした。
実際に目で見ても違いが分からないくらいのものなのかな。
と納得していましたが、
後で分かったのですが、
セイミツPS-14-GN(ネジ式)
と
セイミツPS-14-G(差込式)
おいらの買ったのは他の自作家の方の影響でネジ式でしたので
三和みたいな形状のボタンだったということです。
差込式を選択すれば表面が真ッ平なセイミツボタンが送られてきます。
ま、おいら的には
今のボタンが気に入っているので正解だったということになりますね。
まっ平らなボタンはホリボタンみたいであんまりいいイメージじゃないですしw
あと、違いといえば
以前も書きましたが
セイミツボタンは底付きしたときに
ツラまで落ち込まないというものですね。
ちなみに三和ボタンだと、少しひっかかるくらい落ち込みます。
まとめになりますが、
三和ボタンもセイミツボタンも人の好みなので
どちらがいいって話ではありません。
今回の記事はいかにもおいららしい、
読者を選ぶ、いや選び過ぎる内容だったのではないでしょうか(;~_~
こういうのは
読み手よりも書き手のほうが楽しいってもんです^^