F1第5戦中国GP、日曜日に行われた56周の決勝。
スタートタイヤはMが主流。ストロール、ハミルトン、角田、サージェントの4人がS、マグヌッセンがHを選択しました。

レーススタートでアロンソが2番手にポジションアップ。ラッセルとヒュルケンベルグもフェラーリ勢の前に出ましたが、ヒュルケンベルグは直ぐに抜き返され、5周目にはペレスがアロンソを抜き返しレッドブルの1-2となりました。

9周目に入るところからSタイヤ勢をはじめ1回目のタイヤ交換が行われます。そしてスタートタイヤを引っ張ったのがノリスとルクレール。21周目にボッタスがPUトラブルでストップするとVSC発動となり、2人はこのタイミングを利用。更にボッタスのマシン撤去に手間取りSCが導入されると、他の多くのドライバーも最後のタイヤ交換としてピット作業を行いました。
27周目からの再スタートは、フェルスタッペンを先頭にノリス、ルクレール、ペレス、サインツ、Sタイヤのアロンソ、ラッセル、ピアストリ、リカルド、ストロールの順。しかし再スタート前のT14ヘアピンでストロールがリカルドに追突。その勢いでリカルドはピアストリに接触し、リカルドは最終的にリタイア、ピアストリはディフューザーを損傷することに。また角田とマグヌッセンもバトル中に接触し、ホイールを破損した角田はリタイア。コース清掃のために再びSCが入ることとなりました。

32周目からの再々スタートはセーフティーに切られ、39周目にペレスがルクレールをオーバーテイク。
44周目に入るところでアロンソが3回目のタイヤ交換を行い、12番手からオーバーテイクを繰り返していくレースに。

最終結果はフェルスタッペンのポール・トゥ・ウィンで中国GP初優勝。
ノリスが2位で通算15回目の表彰台。次は優勝するでしょうか?
ペレスが3位表彰台に上がり、4位にルクレール。5位サインツ、6位ラッセル、7位まで戻ってきたアロンソがファステスト。
以下ピアストリ、ハミルトン、ヒュルケンベルグの順となりました。

[写真は、M.フェルスタッペン (https://www.redbullracing.com/ より)]