F1開幕戦バーレーンGP。
昨夜に行われた57周の決勝は全車Sタイヤでのスタートでした。

スタートはヒュルケンベルグが失敗。更に1コーナーでストロールに追突し、ストロールがスピン。ヒュルケンベルグがウィング交換で最後尾へ。
フェルスタッペンを先頭に、ルクレール、ラッセル、ペレス、サインツ、アロンソ、ノリス、ピアストリ、ハミルトン、角田の順で始まりました。

3周目にノリスがアロンソをオーバーテイク。アロンソの決勝でのペースを楽しみにしていたのですが、アロンソは徐々にポジションを落としていき、良いところがありませんでしたね。
ルクレール、ラッセル、ペレス、サインツの2番手争いも、ルクレールがタイトコーナーでフロントタイヤをロックさせる場面が目立ち、こちらも徐々にポジションを下げる苦しい展開となりました。

10周目にサージェントがコースアウトする場面がありましたが、VSCも発動されることなくコースに復帰。
今回、全20台が完走するレースとなりましたが、開幕戦の全車完走は初と言っていたでしょうか。

10周目辺りからHタイヤへの交換が行われ、ペレスはラッセルを抜き2番手へ。
早めにタイヤ交換を実施した周が角田の前の10番手に上がり、また18周目にサインツがラッセルを抜き3番手へ上がりました。

30周目辺りから2回目のタイヤ交換が始まり、ほとんどのドライバーはHタイヤを装着。
しかしリカルドやレッドブル勢はSタイヤを装着。角田がマグヌッセンを抜きあぐねていると、終盤リカルドが角田に追いつき、RBは角田にリカルドを前に出すことを指示。しかしリカルドもマグヌッセンを抜くことはできず、RBのポイント獲得は叶いませんでした。

最終結果は序盤から独走態勢を築いていったフェルスタッペンが2位に22秒差をつけて優勝。ペレスが2位でレッドブルの1-2。3位表彰台はサインツ。
後半になりマシンのバランスが良くなったルクレールは、46周目にラッセルを抜き4位。5位以下はラッセル、ノリス、ハミルトン、ピアストリ、アロンソ、スピンから始まったストロールが10位の順となりました。

[写真は、M.フェルスタッペン (https://www.redbullracing.com/ より)]