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■「ことば力のある子は必ず伸びる!」(青春出版社)

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ご訪問くださいまして、ありがとうございましたラブラブ


私は JAMネットワーク の仲間たちと、子どもたち向けのワークショップを実施しています。

ある質問をしてイエスかノーで答えてもらうワークがあります。

で、周りを見回して、自分だけ違う答えだったとき、たいていの子どもは、挙げた手をおろしそうになるのです。

一人だけ違う・・・「間違っているんではないか・・・」

大人だって、その心理わかりますよね。

とても居心地が悪い。

みんなと一緒がいいんです。


このとき、こんなジョークを思い出します。

沈没しかけた船から、われ先に救命ボートへ避難しようとした人々。

女性らを優先して救命ボートに乗せようと、船長が各国の男性を説得します。

アメリカ人男性に対して。
「キミはヒーローになりたくないか!」

イギリス人男性に
「あなたは真性のジェントルマンだ!」

ドイツ人男性に
「君の国の法律ではそうなっている」

日本人男性に
「皆がそうしているからあなたもそうした方がいい」
 


各国の国民性を表したジョークです。

日本人の「周囲の目を気にして、他人と同じようにしていると安心できる」傾向が表現されているわけです。

良くも悪くも「横並び」が好まれる社会。

協調性という点ではいいと思います。

でも、もしほんとうに自分が信じたこと、自分の気持ちを押しつぶしてまで周りに合わせなければならないときには、けっきょく自分が辛くなってしまうのです。

一人でも自信を持つこと

そんな思いがあるので、私たちは、

「よく言えたね。一人だけ違う意見を言うのって、勇気いるよね」

「堂々と、手を挙げていいんだよ」

と、子どもたちに伝えています。

そんなことを繰り返しているうちに、子どもたちは少しずつ自分の気持ちや考えを表現することに躊躇がなくなっていくのだと思います。

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