小唄備忘録500番ーその182「雪空に」 | 江戸小唄と三味線のブログ

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雪空のこんな寒さでは、どうして帰すことが出来ようかという小唄です。

 

「そして」が只の「そして」ではない処が小唄の妙となっています。

 

短いものほど難しいという小唄の類です。

 

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解説:「暖められつ暖めつ」は、浄瑠璃・歌舞伎の「梅川忠兵衛(新口村)」の「凍える手先懐に 暖められつ暖めつ」から採ったものです。

 

小唄備忘録500番―その182「雪空に」(54秒)

 

画は、伊藤深水「雪」、豊国三代「花揃出情競 壱 梅川忠兵衛」です。