チョコレート | さだのHappy Day

さだのHappy Day

はじめまして。さだです。
楽しく仲よくできたらなと思っています。

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今日は、4月から毎週木金と行っていた
芸術大学のある授業の最終木曜でした。

単位取得のためのファイナルテストの後に書いてくれる

講義レポートに、
毎週木曜は「今週は何をするのかな~?」って
毎回この授業を楽しみに来てました。

そんな声を聴かせてもらって
とても嬉しくなるのと同時に
あぁ、これで最終なんだなと
少し寂しさもありました。

少し前に、クラスの学生さんから

「先生のレポート、読んでみたいです。
 私たちと同じテーマで。」

って、言って頂いたと書いたことがあって

授業の最後のレポートはエッセイがテーマで
クラスのどの学生も素晴らしいもので

クラスの他の子のも読んでみたいというので
コンビニでクラス分を小冊子にしたんです。

小冊子にすると、ちょうど最終頁が空いていて
あの約束を果たしなさいということかと
編集後記として載せたら

「先生、本当に書いてくださったんですね。
 お忙しいなか、ありがとうございました。」

って、テストが全部終わった後
リクエストしてくれた学生が戻ってきて

教室の隣にあるコンビニで買ってきた
チョコレートをプレゼントしてくれました。

明日の金曜クラスの授業で
今回の最終日なんですが
充実した時間になればと思います。

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書いたレポートは、長くなったので
ブログに書いてみました。


「先生のレポート、読んでみたいです。私たちと同じテーマで。」

あの約束に応えようと
京都精華大学に向かう電車の中でこれを書いています。

「せんせは、なんで学校の先生にならへんかったん?」
15年前のちょうど今頃、夏期講習が始まった授業で、
小学5年生の女の子からポツリ出てきた一言を

今回の「そもそもなんで先生になったんですか?」で思い出しました。

「学校の先生は、この学年、このクラスって決まってるでしょう?
先生は、いろんな世代の人と一緒に授業したいんだよー。
そういうのが楽しいと思うから、今のようなスタイルなんだ。」

女の子にそうお答えすると、

「ふ~ん」って不思議そうな顔をしてたのを覚えています。

講師になったのは、司法試験受験時代のアルバイトからでした。

残念ながら合格できませんでしたが、その受験勉強の過程で
右脳教育の元祖故七田眞先生と出逢い、

先生のアシスタントをさせて頂くことで
イメージと意識によって、

人がキラキラ、ワクワク変化・成長することに魅力を感じて
人の夢を応援していていきたいとこの職につきました。

鞄にミッキーやダッフィーをつけていると
「ディズニーお好きなんですね。」と声がかかることがあるのですが

こうやって身につけて出歩くようになったのは
実は今年に入ってくらいからなのです。

初めての方にも自分を示す分かりやすいものがあればという気持ちと
やることが増えると目先のことに囚われ優先順位が分からなくなるので

『笑顔や夢の大切さ』を思い出し、『何を大切にするか』を思い出す
『アンカリング』という心理手法を用いるため持ち歩くようになりました。

ディズニーとの出会いは、十年前新婚旅行の代わりにと夏期講習中、
お盆休みの2週間前に思い立ったことからでした。

開業直後で満室続きのディズニーランドホテルに電話すると、
「いま一室だけ空室が出てきました」と教えてくれて

当時小学3年生だった姪っ子と3人で訪れたのですが
それからディズニーリゾートを訪れる度に、

キャストさん達がゲストへのおもてなしの心を大切に
笑顔で夢と魔法を提供する姿を見て、

自分が取り組んでいるものとの共通点、課題を見つけ、
ミッキーやダッフィーのショーから

『夢を持つこと、笑顔でいること、仲間と楽しく過ごすこと』
というメッセージを毎回もらいその大切さを再確認していました。

楽しく過ごすといえば、、、

皆さんと出逢ったのが、つい4か月前のことだったとは
思えないくらい濃密で充実した時間でした。
木曜日がこんなにも好きだった?と自分でも驚くくらいに。

「難しくて、自信がなくて、、、」
「過去の自分はダメでした」。

そう書いていた皆さんが『ことば』というツールを通して、
テキストに書き込んだり、グループワークに取り組んだり、

レポートを書たりして、過去に目を向け、夢を語り、
今の自分と向かい合ことで、

ちょっとずつ扉が開き、光が射していくように、
それぞれがそれぞれのペースで
変化、成長していく姿は眩いばかりでした。

そしてクラスの誰もが、期待に応え、
さらに想像を上回る成長を見せてくれました。

そして、みなさんの熱意溢れる意欲的な取り組みが、
15年前「こんな授業ができたら」と小学生の女の子に語った
私のあの夢をも叶えてくれました。


これから新しいことに取り組む皆さんには、
さまざま壁が現れると思います。

その壁を前に不安になることもあるでしょう。
人生に不安があるのは当たり前です。

大事なのは、そのせいで自信を失ったり
根も葉もない噂に乗ったり人を傷つけたりしないことです。

分からないものを分かったような顔して
無理に納得しようとする必要なんてないのです。
それより、今をもっと見つめてください。

イメージしてみてください。

私たちの周りには、美しいものがいっぱい溢れています。

夜空には、無数の星が輝いているし、
すぐそばには小さな蝶が懸命に飛んでいるかもしれません。

街に出れば、初めて耳にするような音楽が流れていたり、
素敵な人に出会えたりするかもしれません。

普段何気なく見ている景色の中にも、
時の移り変わりではっと驚くようなことがいっぱいあるのです。

そういう大切なものをしっかり目を見開いてみてください。
耳を澄ませて聴いてください。全身で、感じてください。

それが生きているということであり、
それを認識し、ことばにすると世界が変わり始めます。

今はまだ、具体的な目標がないというなら
とにかく全力で大学の勉強に取り組んでください。

大学生の今しかできないことを一生懸命取り組んでください。

これから皆さんが創りだす世界、作品、サービスはみな、
きっと誰かのエネルギー、喜び、癒しになるものです。

「こんなことしてるんですよ」と
声がかかる日を楽しみにしています。

そして、何よりも、ゆとりを大切に笑顔で楽しく仲よく、
幸せな人生を、キャンパスライフを過ごしてもらえたらと思います。
4か月間、ありがとうございました。