ブレーキが利かない症状で入庫した車両…の怖い事例! | 和光市のバイク屋「テクニカルサービス」

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ブレーキが利かないという症状で御入庫したビックスクーター。


分解診断してみると、ブレーキパッドが

通常とは異なる異様な減り方をしていました。

原因は、違う車種の間違ったブレーキパッドが組まれていた事が原因でした!!(他店様にて中古車で購入した車両との事)



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今回の間違ったブレーキパッドが装着されていた事でどの様な状態になりブレーキが利かない症状を起こしていたのかを分かりやすく簡単にイラストと写真でご説明致します。




本来、新品のブレーキディスクローターの厚みは大体3mm~4mm程です。本来ブレーキパッドはこのディスク版にしっかりと裏表から挟んで使用する事で止まる!という本来の効果を発揮するのですが、


今回の誤ったブレーキパッドは部品違いの為位置が合わず、本来の装着位置をずれてディスク版からはみ出す形で組まれており、パッド面が7割程しか接地していない状態でした。

よって、初めは利いていたブレーキも、段々と使用してパッドが減っていき、ブレーキローターの厚みまで達した時点でブレーキが利かないっ!!という症状が発症したのです。


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更にはパーキングも甘いとの事。これも誤ったブレーキパッドが装着されていた事が原因でした。


パーキングブレーキは、本来正しいパッドならパッド裏にピンが付いていてしっかりとパーキングブレーキを利かせる事が出来るのですが、今回の誤ったパッドにはピンが付いていない。。。なのでパーキングブレーキが正しく作動しないという状態でした。

 

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【中古車などで購入した車両は、

まずは点検に出しましょう!】


中古車・インターネットなどで購入した車両を今後安心して乗るためにも、まずは『認証工場』にて一通り点検を行い“購入したバイクの今の状態を知る!”という事からスタートする事をおすすめ致します。(^-^)


中古車は何処まで整備されているのか“状態が不明な物”が多いです。きちんとメンテナンスをしてから販売しているShopさんもあれば現状のまま販売をしているShopさんもあります。中古車の場合は前のオーナー様が何処まで整備していた車両なのかも不明な場合が多いです。ですのでまずは点検してから乗り始めると今後のメンテナンスの段取りも見えて安心して乗れるかと思います。(^-^)



当店では次回○○km程走行したらそろそろここの部品の交換時期となります。と次回メンテナンスの目安をご案内しております。意識して乗るのと知らないで乗っているのとでは全然違います。なので新車で購入した車両以外はまずはそのバイクの状態を知る!という事から始めるのをおすすめ致しますキラキラ


中古車で購入したお客様以外にも、1年以上メンテナンスをされていないというお客様にも点検はおすすめですにゃどうぞお気軽にご相談下さいませ(^-^)/


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