北島達也です。

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Q:
毎回、メルマガを読んで
参考にしています。


最近、ネットで目にした

VBT
(ベロシティべースドトレーニング)


について

北島先生の見解・コメントを
お聞かせ頂きたいと思います。



北島先生の仰る・・

・筋肉収縮時にはスピードをつけて
収縮させる

・REP回数終了時には回数を稼ぐた
めに時間を掛けてでも収縮させるの
ではなく、収縮スピードが落ちる前
にスパッとやめる


トレーニング方法と通じるのでは?
と思っています。

よろしくお願いします。




A:
VBTという呼び方をするトレーニング
法は良く知りません。

ただ、ネットにある情報範囲内で得た
知識で答えさせて頂きます。


筋肥大、瞬発力、スポーツに役立つ
パワーは速度が落ちてきたらやめる


この方が、ウエイトが上がらなくなる
までやるより効果的と理解してます。



この考えは私と同意見と言うか、
物理的に重いものを無酸素運動で
やる基本的な考えに従えば・・

同じタイミングで辞めることに
なります。

なぜなら、速度を保つにはパワー
が必要になるからです。




極端な例を説明すると・・

1kgのダンベルショルダープレスを
ゆっくり挙げたら軽すぎて肩の筋肉
に全くと言って良いほど刺激が来な
くて筋肥大もしないでしょう。


しかし、ハイスピードにすれば重力に
逆らうため重さが生まれます。


そして、速さの限界にチャレンジすれば
肩の筋肉には刺激が強くなり、筋肥大も
起こる可能性が出てきます。

しかしこの時、1kgのダンベルなので
挙がらなくなるまでやってたらかなり
の回数出来てしまいます



たとえば100回出来たとして、100秒以上
掛かります。

最後の方はゆっくりしか上がらないので
下手すると2〜3分出来てしまうかもしれ
ません。


そうなると明らかに時間が長すぎて、
コルチゾールというストレスホルモン
が分泌されて筋肉は分解の方が優先し
てしまいます。


一方で、スピードが落ちたらやめる
なら30〜40秒程度で終わると思いま
すし・・

スピードが速いままなので実際に
筋肉に掛かる重さは1kgよりもずっ
と重い状態です。



つまり・・

無酸素運動の45秒以内に終わり、

重さもヘビーな物だけ使う感じになる
ということです。


なので、感じとしては20〜10kgまで
軽くして

(ドロップダウンセットのように)

20回前後で終わらせるような一般的な
筋肥大のためのウエイトトレーニング
になります。



ですから当然、スピードを保って辞
めた方が筋肥大や瞬発力の強化につ
ながるでしょう。


ただし・・

筋肥大を極限まで狙う場合には
パンプアップも必要です。

なので、パンプアップだけが目的の
場合には必ずしもスピードが鍵にな
るとは限りません。

停止させたりスローダウンさせたり
様々なやり方があります。



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