北島 達也です。
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Q.
■性別
男性
■年齢
60歳以上
■ご質問種別
その他の質問
■ご質問内容
こんにちは。筋トレ始めてから2年たちましたが(週2回)、胸や肩は様になって来たと思いますが、腹だけは何をやっても内蔵脂肪がとれません。4パックまで割れて来たのにとても残念です。
有酸素運動もやってるし(トレッドミルで早足歩き一日30分位)、食事もむしろカーボは少ない方です。
以前キックボクシングを5年位やってた時は、かなり腹もひっこんだんですが、またキックボクシングを再開したほうが腹の為にはよろしいでしょうか?尚、私年齢74です。
A.
皮下脂肪と聞くとほとんどの人はお腹周りにつく、いわゆる肥満の原因になる脂肪だと理解出来ると思いますが
中性脂肪や内臓脂肪と聞くと何か大変な病気につながる恐ろしく得体の知れないもの…
と考えてしまう人が多いのでは無いかと思います。
しかし皮下脂肪、中性脂肪、内臓脂肪の中で1番厄介なのは皮下脂肪なのです。
これはどう言う事かと言いますと、皮下脂肪とは完全に脂肪組織として予備タンクになってしまった状態でダイエットをしても数ヶ月落とすのに時間はかかるってしまう『太ってしまった』と言う状況が皮下脂肪が増えた状態です。
それに対して中性脂肪や内臓脂肪はダイエットをすればすぐにエネルギーに変わり1週間程度で改善出来てしまう、まだ簡単に改善出来る状態での、予備エネルギーです。
しかし中性脂肪や内臓脂肪がなぜ?悪者扱いなのか?
これは最近の食事内容がよく無いと言う状況だから食事改善しなさいと指導されるわけです。
さて本題に入りますが、なぜ?キックボクシングをやっていた時は内臓脂肪が少なくて現在は内臓脂肪が減らないのか?
これはキックボクシングのカロリー消費量が高い為にエネルギーが余らなかったのでしょう。
特に中性脂肪や内臓脂肪は糖質を多く摂って余ると増えるので、現在の生活ではまだ糖質が多すぎなのだと思います。
あと他に考えられるのは、広背筋、大胸筋、中臀筋、大臀筋、大腿四頭筋などの大きな筋肉の筋肉量が減ってしまっている可能性があります。
このような大筋群が小さくなるとカロリー消費量が減ってしまいなかなかダイエットが上手くいかなくなります。
その他にもある程度の年齢になると皮膚の成長が遅くなり、体脂肪率が減るのに皮膚が縮むスピードが追いつかなくて余ってしまう事もあります。
この場合は時間をかけて皮膚が縮むまでダイエットを継続させます。
あと食事で気をつけたいのは、高齢になって脂質を減らしすぎる食事をするとホルモンレベルも下がりすぎ活力がなくなり、普段のエネルギー消費量もさらに落ちてしまいます。
ですから脂質はそこそこ食べても良いので糖質の量を減らしてコントロールすると内臓脂肪も落ちてくると思います。
あとアルコールは内臓脂肪のレベルを高くしてしまうので、アルコールが好きな人は少し控えないと内臓脂肪を減らすのが難しいので気をつけてください。
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