北島 達也です。
いつもありがとうございます。
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Q.
■性別
男性
■年齢
56歳
■ご質問種別
ワークアウト理論について
■ご質問内容
北島先生の理論を取り入れるようになってから確実に筋肉が大きくなってきています。ありがとうございます。
今回の質問は競輪選手の足の太さについてです。
彼らはどうしてあのように足が太いのでしょうか?ヘビーウェイトでの足の筋トレも行っているようですが、トレーニングの基本は1日200kmにも及ぶ走り込みだと聞きました。
このように200kmも走り込んでいては、持久力を鍛える運動になってしまい、足はむしろ細くなっていくものなのではないでしょうか?
とても疑問に思いましたので質問させて頂きました。ご回答宜しくお願い致します。
A.
長距離を自転車で毎日のように走ってる競輪選手の脚が何故?太いのか?
これは競技自体に何が求められるかを考えてみればすぐに理由がわかります。
競輪競技は約3分半のレースがほとんどのようですが3分半ずっと本気で走るわけではなく相手の選手の様子をうかがいながら、どこで猛ダッシュをかれば勝てるかと言う駆け引きをするのが一般的ですね。
つまり全体の競技時間3分半そのうち全力でパワーを出すのが30 〜40秒間程度と考えると求められる肉体は完全に無酸素運動に強い身体です。
と言う事は太い脚を作るような練習が求められる訳です。
走行距離が長いとは言え、その時間ずっと全力で走るわけではなく、心臓の強化が目的だったり漕ぎ方の練習やレースの駆け引きの練習など全力走法でなければ運動的には有酸素運動の領域で、やっている時間が殆どの可能性があり、結局はボディビルダーがウエイトトレーニングの後に有酸素運動で自転車を2時間漕いだと考えれば脚が太くても当然だと思います。
そして競輪選手の脚は素晴らしく太いのは事実ですが、世界トップの競輪選手と世界トップのボディビルダーの脚の筋肉に比べればかなり細いのも事実です。つまり競輪選手の練習は脚を太くするのに最良の方法では無いと言う事になります。
また上半身の筋肉量もボディビルダーよりは少ないので、心臓の負担を考えると脚は太くしやすいので、ボディビルダーが競輪選手のような運動をしたら同じように太くなるわけではない可能性すらあります。
どちらにしろ競輪の競技で求められる肉体が太い脚なので、そうなるためのトレーニングをしているから競輪選手の脚は太いと言う事なのです。"
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