北島 達也です。
いつもありがとうございます。

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Q.いつも大変勉強にさせて頂いております。

ベンチマスターに続き、神の7秒 スクワット編も購入致しました。

これまで自身が行って来たスクワットセットは出来る限りフルに近いフォームで7~8レップMaxを3set。


今思えばセットが多すぎましたが最後の方は視界に星が飛び、頭痛がする程で毎週恐怖すら感じておりました。


北島先生の推奨されるナローの浅めで20レップ目標、素早く(45秒以内、7秒間限界超え目指し)準備除く本番セット1セットのみで、今までのスクワットの辛さから解放された感じがしております。


これまでよりは正直楽に感じていて本当に肥大出来るか?

期待と不安が入り混じって取り組んでおります。


本題ですが、よくトレーニング専門誌でフルスクワット至上主義のようなもっと深く、もっと深くという文面を見かけるのですが実際に深くしゃがんだ時のメリットやデメリットはどのような物なのでしょうか?


こんなに辛い思いをして深くしゃがむ意味はあったのでしょうか。


僕の場合ですとレップ数が極端に少なくなり太腿の裏の大内転筋の辺りに物凄い筋肉痛が来ていた気がします


A. フルスクワットは心臓に負担がとても強く掛かります。

そのため、苦しくはなりますがじつは大腿筋を限界まで追い込むのはとても難しい種目です。


それでもプロビルダーの中には、気合いで300kg近いフルスクワットをやる人がたまにいますがそのような超ヘビーフルスクワットを好む人はほぼ例外なく、頚椎の大怪我をして引退を余儀なくされています。


ですから、プロビルダーや超ハイクラスのビルダーにはスクワット自体を避ける人がとても多くスクワットを取り入れるとしてもパンプアップ的な軽い重量やクォーターまたはハーフスクワットなどをテンポ良く行い、筋肉にしっかりと効かせる方法をとっています。


また、体型に及ぼす影響はフルスクワットでは大臀筋が縦長に発達するのでボディビルのコンテストでは優位になることもあります。


しかし、リスクを考えるとハックマシーンやスミスマシーンスクワットを選ぶ人がとても多いです。


そして、一般的な人が見た目を気にしたりアスリートのポテンシャルの向上にはフルスクワットは不向きと言えるでしょう。


なぜなら、膝が太くなりお尻が縦長になるのでスタイルは逆に悪くなる傾向にありほとんどのスポーツではフルスクワットのように深くしゃがみ込むことはないので競技に必要ない「重りとしての筋肉」が発達してしまいがちです。


また、内転筋はスタンスを広げれば刺激が入るのでフルスクワットでなくても充分に使われます。


心臓に負担が掛からない分だけハーフやクォーターの方が筋肉を限界まで追い込めます。


さらに言えば、レッグプレスの方が心臓の負担がとても少なくて良い場合も多々あります。


つまり・・・


「苦しい=筋肉を限界まで追い込めてる」


という図式は間違いです。


どちらかと言うと・・・


「強い痛み=筋肉を限界まで追い込めてる」


という方が適切な表現かと思います。









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