北島 達也です。
いつもありがとうございます。
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Q.
アルティメット ダイエットマスタープログラムを購入して実践しているものです。
朝食について質問です。
糖質制限食を行っている医師の方々の書籍を読むと朝食を抜くことでその時間も脂肪を分解することができると書かれているものが多いです。
そのため、朝食を摂らないようにしていました。
しかし、北島さんのお話を聞いているとその脂質の分解の話はされず、筋肉の分解をしてしまうから朝食は食べるべきだということでした。
実際、脂肪の分解よりも筋肉の分解が先行するのでしょうか?
痩せるためにはやはり朝食(プロテインなど)を摂るべきなのでしょうか?
よろしくお願いします。
A.
ケトン体は糖質を摂らなければ制御されません。
つまり、タンパク質を摂取してもケトン体をメインに使う身体の回路に問題はないのです。
そして、筋肉はアミノ酸が安定供給されていないと分解されて糖質を作り出します。
これが、カタボリックというボディビルダーが最も嫌う状態です。
つまり、朝食を全く食べなければアミノ酸が足りなくなり筋肉を分解して供給しろ!と脳が命令して筋肉が分解されて必要なアミノ酸作り出し、肝臓を介して糖質も作りだすカタボリック状態になります。
ですから、朝食に糖質を摂取しないのは良いことですがタンパク質まで摂取しないようにしてしまうと筋肉はどんどん小さくなり、基礎代謝も下がり、カタボリックにより糖質まで作られてしまうという最悪な状態になります。
実際に筋肉量がある程度ある人ならば、筋肉が小さくなるのは簡単に体感出来るほどです。
科学の実験とは、ある一部だけの動きを見ることが多いのでケトン体回路だけに着目すると朝食を抜くとなってしまいがちですが、実際にはカタボリックとなります。
実践ではタンパク質を摂取している方のダイエットは成功するのです。
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