名古屋のPRコンサルタント・PRディレクターのブログ -22ページ目

ダメな広報の作り方

ダメな広報担当の作り方?

作られ方かもしれんな・・。


先日、ある施設公開の案内リリースを出したけど、

リアクションが思わしくない。てんで相談のあった案件。


あまりの案内リリースの稚拙さに愕然とし、

書き直しを申し出たくらい。

とどのつまりは予算が1銭もないと言ってきたので、

お仕事としてはお断りした。


この件が記事になってた。

さすが、一部上場企業だねぇ。

名門企業グループだねぇ。

企業のネームバリューだけでとりあえず

記者は取材に来てくれたようだ。


コツコツとがんばってる中小、零細企業の

広報担当者からすると、

うらやましくてしかたないだろう。


その記事が・・

案内リリースに書いてある

その施設の特徴などとは

全く異なる特徴が書いてある。

売り込むべきポイント、

すなわち、リリースに書くべきポイントが

ずれていたわけだ。

(そこを私は“稚拙”と言ったわけだけど)


こういうレベルのリリースを書いておきながら、

ちゃんと記事になっていく。

そうすると、この会社の広報さんは

自分の仕事のやり方に疑問を持たない。

そして、そのやり方がスタンダードになり、

その部署で受け継がれてしまう。


こうして、肩書きだけでスキルのない

ダメな広報が作られていく。







PR 上京物語

いきなり、東京のキー局と呼ばれるテレビ局や、

全国売りの雑誌などにリリースを送って

掲載を狙うのもいい。


そういう、高い志はいいことだし、必要だ。


しかし、地方からコツコツと上がっていく方法もある。


昼にうれしい電話が来た。

リリースのやり方をお教えした方から・・

新聞の地方版に掲載された。

それを読んだNHKの地方支局が取材。

その内容が地方ではあるけど複数県下で放送決定。


コツコツと露出規模が上がっていってる。


地方のWebニュースに取り上げられたものが、

そのままYahoo!ニュースに流れたケースもある。


地方でも事件や事故は起きる。

でも、たぶんその確立は大都市より低い。

と、なると・・

独自の制作&放送枠は少ないけれど、

地方の方がニュースとして取り上げられる可能性は高い。


こうして、地方からコツコツと露出規模をあげていく。

そういうPR=広報のやりかたもあるのです。



世のなかの流れ

今日、言うところの

「世のなかのながれ」ってのは、

自然エネルギーに世のなかが向かってるとか、

節電に向かってるとかではなく。


もっと、狭い業界。

広告・宣伝。

かっこよく言うと、

「コミュニケーション業界の流れ」についてです。


先月GW明けぐらいでしたか、

あるニュースが業界を駆け抜けました。

『博報堂がオズマピーアールを子会社化』

大手広告会社がピーアール会社を傘下に収めたのです。


数年前からその流れはあったし、

大手ピーアール会社の中には広告会社と同じ

グループの中に属するところもあるので、

私はそんなに驚きませんでしたが、

広告会社(広告代理店)の中には

これで世のなかの流れをやっと読み取ったところも

あったみたいですね。


このブログのベーシックのカテゴリーのどこか、

たぶんすごく最初の方に書いたように、

コミュニケーションには「広告」と「広報=PR」とが

あります。


ただのお問合せ窓口的な昔の広報業務が、

会社の利益のために積極的に動く

戦略的PRに変化した時、

「広告」と「広報」は融合しはじめました。


エンドゾーンに向かって得点を目指すのは同じ。

ただ、「広告」というランプレーか、

「広報=PR」というパスプレーか、

互いを補完する手法と認識されるようになってきました。


広告会社がクライアントのために立案する

コミュニケーションプラン、

もっと細かく言うと、メディアプランや、SPプランに

広報=PRが入ってきて当然。って時代なのです。


広告会社がそういう認識を始めている現在、

その提案を受ける一般企業の宣伝担当も

そういう認識を持っていないとその提案の価値が

わかりません。

広報=PRについての理解がまだまだ低い

この東海地方。

このままではますます世のなかから遅れます。