n.sarubia安田紀子です。
私、n.sarubiaが取り扱っているノエビアでは、スキンケアの基本の5つとして
「洗顔」「整肌」「保護」「マッサージ」「パック」をオススメしています
(言葉の表現は少しずつ異なりますが、他メーカーでも同じことをオススメしていますね)
これまでに、一番大事な「洗顔」についてご紹介しました
【関連記事】
美肌につながるクレンジング。そのクレンジング方法、間違っているかも
簡単におさらいすると、「洗顔」「クレンジング」のポイントは
「しっかり泡立てる」
「ゴシゴシ・パシャパシャはNG」
「やさし~く」でしたね
さて、お顔がキレイになったら次はどうされていますか?
「え?そのままやけど」という方、いらっしゃいませんか?
お肌の乾燥は、小じわの原因になってしまいますよ
少し理屈っぽくなってしまいますが
図で説明していきますね。下図は簡単な皮膚の断面図ですが、皮膚は「表皮」と「真皮」に分かれていて、表皮の中には「角層」があります。
さらに、下の図は角層をさらに拡大したものなんですが、
角層の中には、「角質細胞間脂質」と「天然保湿因子」があり、お肌のうるおいやキメを守っています。
しかし、年齢と共に、お肌のうるおいやキメを守ってくれるものが減ってしまいます
また、お肌は本来、天然のクリーム(皮脂膜)を皮脂と汗で作りだしています。
天然のクリーム(皮脂膜)は、
①紫外線・ホコリ・乾燥からお肌を守る
②皮膚内部の水分蒸発を防ぐ
大事な役割をしています。
しかし、残念ながら年齢と共にお肌から出る皮脂量は減ってしまいます
つまり、お肌に本来備わっている、うるおいが失われがちになってしまうんですね
お肌のうるおいが失われると、かさつきだけではなく「小じわ」の原因に
また、お肌が自ら生まれ変わろうとする表皮の新陳代謝(=ターンオーバー)も鈍くなってしまいます
せっかく、洗顔でお肌をキレイにしたあとそのままにしておくと、お肌からどんどん水分が失われてしまいます
しっかり、水分を補い、うるおいのお肌に整えることがとっても大切です。
では、今日の本題
みなさんは化粧水をどのようにつけていますか?
「化粧水でお顔を濡らしただけ」になっていないでしょうか?
つけ方を誤ると、化粧水の効果が減少してしまいます
ポイント①
化粧水は
「きちんとお肌に馴染ませること」
が大切です
お肌が化粧水で濡れたままだと、気化熱で必要な肌の水分を奪い、余計に乾燥してしまいます
お肌の表面が湿っていると、うるおったように感じてしまいますが、それはお肌の表面に化粧水が乗っているだけ
化粧水をきちんとお肌になじませると、お肌を触ったとき手に吸い付き、お肌がもっちりします
確認の仕方は簡単
ムンクの手でお肌を触り、ゆっくり手を離してみて下さい。その時、手がお肌にひっついた感じになります
ポイント②
化粧水は
「きちんとムラなくお肌につけること」
が大切です
みなさんは化粧水を「手で」「コットンで」どちらでつけていますか?
どっちがよいの???と迷いませんか?
結論から言えば、手でつけても、コットンを使ってもどちらでもOKです
個人的には手でつけると、ムラなく化粧水をつけることが難しいと感じています。
私n.sarubia安田が取り扱っていますノエビアでは、基本的にコットンの使用をオススメしています。
(とろみのある化粧水をお使いの方は、比較的ムラになりにくいので、手でつけてOKです)
でも、「コットンを使うと、化粧水が無駄になる」
という方がいるかもしれません私も以前は思っていました(笑)
化粧水が無駄なく、お肌にしっかりつけられるには、コットンに化粧水を含ませるときにちょっとしたコツがあるんです
ポイントはコットンの持ち方
コットンはこのように↑指に挟みます。
よく、化粧水の適量を表すのに、「500円玉大をとって」とありますが、このようにするとコットンを指に挟んだときにお顔に当たらない部分ができてしまいます↓
このように↑、指にコットンを挟んでから、化粧水を含ませると無駄なくお顔になじませられます
化粧水はコットンにあてている指に化粧水を感じるほど、たっぷり含ませてください。
化粧水は、お顔の中心から外に広い部分からつけると、まんべんなくつけられます。
(一例ですが、頬→おでこ→鼻周り・口周り→目の周り→フェイスラインの順)
途中で、コットンのうるおいがなくなったら、化粧水を足してくださいね
このとき、意外と忘れやすいのが、鼻と唇の間、「カトちゃんぺ」の部分。
フェイシャルトリートメントをさせていただく時に、意外とこの部分がかさついている方多いです
余裕があれば、お顔全体に化粧水をなじませたあとに
頬とおでこの広い部を、お肌の下から上に向かって軽くパッティングすると、より効果的です
文章では分かりにくいところもあると思います
ノエビアオンラインショップに、洗顔方法の動画ありますので、ぜひご覧下さい(2分ほどの動画です)
ポイント③
「お肌には、やさ~く触ること」
が大切です
今まで何度も出てきていますね
手で、化粧水を付けるときに「パンパンお顔をたたく」、「コットンでゴシゴシお肌をこする」、「お肌がパチパチいうほどパッティング」していませんか?
「ゴシゴシ・パンパン」はNGですよ
ゴシゴシしないためには、化粧水をケチらないことも大切です。
ぜひ、今日のお風呂上がりからお試し下さい
同じ化粧水でも、きちんとお肌につけると、つけたあとのお肌が変わりますよ