緊急事態延長につき…
相変わらず…走り回ってます(笑)
土手上の舗装路もすっかり走らなくなり、日の無い時間にトレランしてます。
多摩川は土手に街灯が無いので、真っ暗闇の獣道。
ヘッドライトを点けても路面がはっきり見えるのは10mくらいまで、20mくらい先までは何となく認識出来る感じかな。
十六夜(いざよい)の月が輝く、午前3時過ぎ
最初はルートを見失って、胸程もある藪に突っ込んで抜け出せなくなったりしたけど、ルートを覚え、溝や段差の走り方にも慣れて、ペース上がってきました。
ついに6分代突入!
この時間の土手下はさすがに誰にも出くわさないので、マスクは下ろしてます。
心拍数も安定して、まわりを眺める余裕も出てきました。気持ちいい♪
ただ…シューズが汚れる(笑)
2回走るとこんな泥んこに。
多摩川土手下は、藪、硬い土柔らかい土、砂利道、芝生…と盛り沢山なので、ある意味、登山道より勉強になる。
路面によって走り方や姿勢も変えなきゃならないので、舗装路のランニングより疲労度はハードなんだけど、土の上ならでは衝撃が少ないので関節に故障が出ない。
自然は優しいね。
ライトに照らされた蚊柱が吹雪のように自分を通りすぎ、コウモリが並走してくれる。
藪に隠れてこちらを伺っているタヌキチやヌコ達。
自然はどこまでも優しい…
そして…
緊急事態につき、100km達成です!
転倒無し!故障無し!(笑)
真っ暗闇のなか、一人で走っていて…ふと、昔のことを思い出したんだ。
そういや、ランニング始めた頃は、ずっと夜中に走ってたなって…
走りながら、何でおれは夜にばかり走ってたのか考えてた。
あの暗闇の向こうには何があるんだろう…そう考えると怖かった。
こんなに広い世界に自分は一人、走っても走っても誰にも出会わないのが怖かった。
あなたは 人と違うから…
多摩川ナイトレイルは、あらためて自分に教えてくれた。