2年前に愛犬を亡くしました。
彼は私にとって愛するペットであり、信頼できる仕事(犬のしつけインストラクター)のパートナー。
職場にも毎日連れて行き、一日中いつも一緒にいました。
病気に気づいた時は亡くなる2日前。
その1週間くらい前からなんだか愛犬の体調がおかしいとは気づいていましたが日々の忙しさから、
「老犬になったからかな?暑いからかな?そろそろ定期検査でもしとこうか。」
そんな風に悠長に考えていました。
そして検査当日、愛犬は倒れて緊急で病院に連れて行くことに。
検査をするともう手のつけられない病状で、今心臓が止まっておかしくないよと獣医から告げられました。
それから2日間頑張ってくれましたが、愛犬は家族に看取られながら虹の橋に旅立ちました。
私は今でもペットロスです。
普段は楽しく生活できるようになりましたが、愛犬のことを思い出すと今でも涙が止まりません。
愛犬を亡くしてすぐは「飼い主としての義務を最後まで果たさなきゃ!」と色々頑張れてたけど、
火葬して、
お世話になった人達に挨拶して、
心配してくださった方に御礼を伝えて、
愛犬の生活用品を片付けて、
それらを終えた時からドッとしんどくなった
同じ犬種を見るのが怖くなって
動物看護師も犬のしつけインストラクターの仕事もしたくなくなって
ペット特集のテレビでさえも見れなくなった
今まで何頭も自分のペットを看取ってきて、
ペットのプロ(動物看護師、犬のしつけインストラクター)の仕事をして、
「生きものはいつか亡くなる」それが分かってたはずなのに。
私にとって初めての経験でした。
で、今回ペットロスの話題を出したのは、
動物看護師として生死の現場で働いて
犬のしつけインストラクターとして犬と飼い主のコミュニケーションを扱って
自分もペットロスを経験して(継続中)
そしてナリ心理学で心の勉強もして
私だから伝えられること、発信できることがあるんじゃないかとずっとこの時を待ってたからなんです。
心理学を学んだのにまだペットロスのまんまなの?って思う人もいるかもしれませんが、
全てを学んだ上で私はペットロスをやめる気はありません。
何が心に引っかかってるかも
どういう考えがペットロスの原因になってるかも
ペットロスでいることのメリットも全部分かった上で、です。
動物看護師の時、
「誰にも悲しい気持ち話せなくて」
「家族にまだ悲しんでるのって言われてて」
「犬の事でこんなに泣くのおかしいですよね」
そう言って悲しみをガマンしている飼い主さんをたくさん見てきました。
ペットを亡くして悲しいのは当たり前だよ。
ペットは動物であるけど、あなたの大事な家族だよね?
大事に大事に愛情かけて育ててきた家族だよね。
長い時間を共有してきた家族だよね。
家族が亡くなったら悲しくて当然。
犬猫が亡くなるのは大体10歳前後。(今は長寿も多いけど)
これって、人間にすると小学生くらい。
愛情かけて育てたわが子が小学生に上がった頃に亡くなってしまう。
それに近い感情になってもおかしくないと私は思う。少なくとも私はそういう感情があった。
だから今ペットが亡くなって悲しんでいる人
ペットロスで苦しんでいる人
ペットの介護で看取ることに不安な人
あなたの悲しい気持ち、我慢しなくていいよ。
「たかがペットのことで・・・」そんな風に絶対に思わなくていい。
あなたの悲しい気持ちを理解できない人がいても、大丈夫。
その人はただペットを飼ったことがない人なのかも知れない。
ペットと心を深く通じ合わせたことのない人なのかもしれない。
あなたには悲しんでないように見えるだけで、心の中ではものすごく悲しい思いをしているのかもしれない。
だからあなたは安心して悲しんでいい。
愛する存在を失って悲しい自分の気持ちを大切にしていい。
ペットロスから頑張って抜け出そうとしなくていいよ。
あなたが穏やかな気持ちで過ごせる事がイチバン大事だよ。
応援しています。
川上れいこのLINE@
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