フェルデンクライス・メソッドの創始者、モーシェ・フェルデンクライス博士は
下記のような言葉を残しています。
To make the impossible, possible;
the possible, easy;
and the easy, elegant."
「不可能を可能に、可能を容易(楽)に、容易を優雅(エレガント)に」と、
訳されます。
フェルデンクライスのレッスンをしていれば、もしかしたら、できなかったことが
できるようになり、それだけではなく楽にでき、その上、エレガントにできるように
なるかもしれないのです。
スポーツが得意だったフェルデンクライス博士は、サッカーで痛めた膝の故障を
自分で治したことから、このメソッドを開発しました。
医者から見放されて、歩けなくなるはずの脚を歩けるようにしたのです。

フェルデンクライス博士は、講道館柔道の黒帯保持者でもありました。

このように武道家だった博士が、「エレガント」という言葉を使っているのは、
非常に興味深いことです。
「合気道」に「エレガント」という言葉は、一般的にはどうでしょう?
ミスマッチだと考えられることが多いかもしれません。
少なくとも私は、合気道を始めるまでは、違う世界の言語だと思っていました。
つまり、エレガントにするためには、容易で、楽であることなのです。
いくら美しく見えても、そこに余分な緊張や不必要な頑張りがあれば、
それは「エレガント」にはなっていかないのではないでしょうか。
当の本人が「辛い」「痛い」「しんどい」と感じるような立居振舞は
「エレガント」とは言えない、と私は思っています。
昨日は、合気道のお稽古でした。
御指導はヨハンナ先生。(ヨハンナはニックネーム。うら若き日本女性です)
ヨハンナ先生の立居振舞は、とてもとても美しいと思います。

口をあけて見惚れていることも、しばしば。。。(実は私はオッサン気質です^^;)
天地理にかなった動き、立居振舞、余分な緊張がなく、しかし、必要な強さは
あるような、彼女の立居振舞は実に美しく、まさに「エレガント」だと、
私は感じるのです。
他の達人と呼ばれる合気道家の先生方も男女問わず、エレガントな立居振舞を
なさいます。(と思います)
初めて演武会を拝見したとき、「これは、演舞会だな~」と感じたほどです。
ヨハンナ先生は、お顔立ちも美しいのですが、それは菩薩的美しさです。
仏像や仏画はみな、言語化し難い独特の美しさがあります。
(明王や阿修羅は少しちゃいますけど・・・)
それも余分な緊張がないからでしょう。(余分な、というところがミソです)
もし、眉間にしわをよせながら、長年、お稽古していると、どんな顔に
なっていくでしょう。
私自身は、合気道初心者で、眉間にしわどころか、時には歯をくいしばったり
しているかもしれません。
合気道以前のしわも、既にありますので、これ以上、醜くならないように
頑張ります。
あ、頑張っちゃいけないな。楽しんで合気道菩薩、目指します!(笑)
さて、明日は、コープカルチャー神戸北で「エレガントな歩き方」という
グループレッスンをします。
というわけで、私の「エレガントな歩き方」という言葉の意味は
「楽な歩き方」とも言えるのです。
もちろん、フェルデンクライス・メソッドをベースしたレッスンです。
皆様のご参加をお待ちしております。
尚、このレッスンはおかげさまで4月から6月まで隔週
木曜日(第1と第3)で、6回シリーズ化されます。


エレガントな歩き方


【日時】 平成25年 1月31日(木)
15:10~16:30
【場所】 コープカルチャー神戸北
コープカルチャー神戸北へ直接、お申込み下さいませ。
TEL:078-583-8140





写真はイメージです
こころからだ学びのスペース
セラ・ムーヴ


)







