http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/20/news161.html
個人的には過剰反応と思う。まぁ今後の裁判で明らかにあるだろうけど、この作品の時点で彼が薬物に手を出していたエビデンスは現時点では明らかでない。
依存性の薬物に手を出すのは良くない。手を出した時期に得られた実績は否定されるべきである。
ここまでは異存は無い。しかしそれより以前の実績をも否定するのは遡及適用ではないかと思う。
たとえ許し難いものであっても、罰する規定がないのであれば、それはルールの不備であって、それを後付けで断罪すべきでは無い。それが不正な手段によって得られたものであっても。
それはランス・アームストロングに対するUSADAのスタンスへの違和感にも通じる。彼が間違いを犯したのは事実だが、それはその時点で無く現時点での基準に基づいたものではないか。
まぁ、個人的な感触としては、USADAは必要以上に攻撃的では無いかと思うのです。本来の目標はこれからのクリーンな環境であって、過去に対する現在の基準に依る断罪ではないだろうに。手段が目的化してなくね?と。
で、タイトルに戻って。彼が罪を償った後、この作品が収録されたバージョンが出されるまでは、こいつには手を出しません。