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絲山秋子の作品は社会人なり立ての時から好きです。孤独感のなかにある華奢で、でも強いつながりを描写させたら本当に無双感あるよね、この人。

人との付き合いを拒む主人公が、人との出会いをきっかけに徐々に満たされていく。何かに希望を持ち始める。わずかに、静かに、ですが。

その静的な心情の変化の描き方が本当に秀逸。

 

海の仙人を思い出すな。もう一回振り返りで読みなおそうかな。