TKがミニッツを始めて約1年が経過。昔の経験を元にミニッツカップファイナルを目指している選手にアドバイスをまとめます。

 

 

1:くせの無いクラスのマシンで練習する

TKがミニッツをやり始めたときのクラスは、オープン(ADバンド+Vモーター)・N2(AMバンド+Vモーター)・N1(ナローシャーシ+AMバンド+ノーマルモーター)・F1(F1シャーシ+AMバンド+Vモーター)でしたが、主にオープンとN2のマシンで練習しまくりました。初心者の頃に安定した良く走るマシンで練習できて、今でも本当に良かったと思います。今ならばノービスやナロー、ちょっと上手くなってきたらワイドなどで練習し、正しい動きのマシンで正しいミニッツ感覚をやしなうことが、ラジコン自体の操縦技術が1番早く上達すると思います!

 

2:セッティングは教えてもらう

セッティングはファイナリスト達のマシンを実際にやらせてもらって、自分に合うと感じたマシンセッティングとプロポセッティングをフルコピーし、さらにコピー元の選手に確認してもらう。そして、メンテなどでバランスが崩れていないかを定期的にチェックもしてもらいましょう。自分であれこれやっても、ほぼほぼ迷走して時間を無駄にします。自分にとって良い状態のマシンでひたすら走り込みをやってミニッツ感覚をやしないましょう。自分のベースとなるミニッツ感覚がある程度出来上がってからでないと、自分に最適化された本当の意味でのセッティングは出来ません。最悪、中途半端なセッティング知識が上達の邪魔をしてしまう場合もあるかも。

 

3:パワーソース関連はなるべく早い段階で勉強する

パワーソースはある程度走れるようになった頃からちゃんとした物を使用する。今ならばブラシレスモーターとバッテリーになりますが、これは初心者の頃から取り組んでも一切悪影響はないので、なるべく早い段階からファイナリスト達に情報をもらって、最低でも普通の速さになるパワーソースで練習やレースをするようにしましょう。そのクラスの平均的なスピードて練習しないと面白くないもんw

 

4:ベストラップを意識しまくる

TKは普段の練習でも草レースでも、ベストラップを意識して練習しまくっていました。ベストラップが速いと、仮にレースで下位メインに沈んでしまっても、まだ夢と希望が持てましたw そして、まずはベストラップが出せるようになってからの安定走行だと思います。ベストラップが中途半端な段階から安定走行の練習ばかりやって伸び悩んでいる選手を何度も見てきました。ベストラップは意味が無いとかって話も聞くとは思いますが、これはあくまでもグランドファイナルを走れるレベルの選手の場合です。要するに既にトップレベルの速さがある中での話です。初心者の頃はとにかくベストラップを狙って走れば、安定走行に繋がる操縦精度の技術も自然と上達しますし、セッティングスキルも身につくし、ベストラップという数字で自分の上達具合が明確に分かるのでモチベーションにもなります。

 

5:レースに出まくる

基本、レースの練習はレースでしか出来ません。レースに出まくって自分の問題点を見つけ、一個ずつ潰していきましょう。TKの場合は、コンタクトレンズ・身体的緊張・頭真っ白・所見レイアウト慣れ・他車との絡み、などの要素がありましたが、これらはレースに出まくったからこそ自分で認識できたし、対処や解決するための練習もできました。

 

6:ファイナリストのアドバイスを良く聞く

中途半端な知識とミニッツ感覚しかない自分を信用しない。トップレベルの選手のアドバイスを素直に取り入れた方が断然上達スピードが早くなります。ただ、昔は代表権枠が少なく60人程の猛者ファイナリストしか居ませんでしたが、今は枠が増えて大量にファイナリストが居るので、アドバイスを受ける選手をちゃんと選びましょうw

 

7:練習量があってこその質

よく、効率が良い練習方法は?みたいな話があります。初心者の頃に練習しまくったTKの経験では、質は量があってこそのものだと思います。高いレベルに行くためには質も大事だけど、大前提で量が必須。 量をこなせば質も上がるし、質の上げ方もわかるようになります。その上でさらに量をこなせば、さらに質が上がり、上達していくと思います。初心者の頃は、まずは練習量!

 

 

■次回からは

TKの2年目のお話です。初めての代表権獲得、賞典外レース、初ファイナルの洗礼、などw