当記事の内容は、通常のICSマネージャーの使用方法とは異なりますので、あくまでも自己責任で行うことをご了承願います。

 

EVO基板に設定されているステアリングセンター位置を、ICSマネージャーで調整して合わせる方法です!

 

ステアリングセンター位置をプロポのサブトリムで合わせた時にサブトリム値が2桁になる場合や、「メインユニットセットの製品不具合について」でステアリングセンター位置が大幅にズレた場合などに、今回紹介する方法で調整してみて下さい。

 

なお、Windows10以外のOSで出来るかは未確認です。

 

■ステアリングセンター位置の調整方法

 

1:

プロポのステアリングサブトリムとステアリングトリムの数値を0にする。

 

2:

「MR-03EVO_ICS_Manager」を起動してEVO基板と繋ぐ。「読み出し」をクリックし、「MR-03EVO_ICS_Manager」を閉じる。

 

3:

「configuration」を右クリックし、「プログラムから開く」→「メモ帳」で開く。

 

4:

「ニュートラルオフセット」の値がステアリングセンター位置になるので、最適な値に変更し、メモ帳を保存して閉じる。
TK調べだと145近辺の値でステアリングニュートラルがセンターになるEVO基板が多かったです。

 

 

5:

「MR-03EVO_ICS_Manager」を起動。「書き込み」をクリックし、「MR-03EVO_ICS_Manager」を閉じる。

先ほど設定したステアリングセンター位置がEVO基板に反映される。

 

6:

実際に走行し、マシンがステアリングニュートラル位置で真っ直ぐ走るか確認する。
真っ直ぐ走らない場合は上記の3~5を繰り返し、真っ直ぐ走るようになるまで「ニュートラルオフセット」の値を探って変更する。