EVOシャーシキットは、ステアリングのニュートラル位置が1台ごとに工場で調整されていて、プロポのサブトリム数値をそんなに弄らなくても、すでに真っ直ぐ走るようになっているという、素敵な仕様です。

 

出荷時に調整されているニュートラル位置の値を10台程のEVOで調べてみたところ、全マシンが134~160の間で調整されていました。

 

そして今回のEVO用ICSマネージャーは、画面には表示されていませんが、ニュートラル位置の値が表示初期値の状態で128になっています。

 

要するに、

EVOをICSマネージャーに繋げて、「読み出し」をせずに「書き込み」を行うと、そのマシンに設定されていた最適なニュートラル位置の値が128に書き換わってしまい、ステアリングニュートラル位置が大きく右側にズレる場合があります。

 

なので、ICSマネージャーを使う時は、必ず最初に「読み出し」をやって、それから設定変更をやって、「書き出し」をするようにした方が良いです。これでニュートラル位置は工場出荷状態のままになります。

 

あとは、1番最初に「読み出し」をした時に「保存」しておけば、「読み出し」を忘れてニュートラル位置を上書きしてしまっても工場出荷状態に戻すことができるので、保険で「保存」はしておいた方がいいですね!