以前に横浜ナローツーリングクラスAメインの内容を書きますね!って言っといて、もう1ヶ月ほど過ぎてるしw
横浜ナローツーリングクラスAメインはポールからのスタート。
ベストラップも上位の選手は似たようなもんだったんで、絶対にミスしないペースで走りきれば優勝できるだろうと考えていました。
レース開始から3分過ぎた頃には2位のやまやまさんとストレート1本以上のアドバンテージがあったので、このままのペースでOK!なんて考えながら走っていたら、なんかTKのマシンが遅くなってきた。いや、最初っからそんなに速くなかったかもw
遅かった原因は「久しぶりのミニッツ練習」を見て下さい。
そっから徐々に追いつかれて、5分過ぎた頃にはすぐ後ろにまで接近されることに。そして、3位のたいせーちゃんもかなり速いペースで追いかけてきているのがわかりました。
TKのマシンはなんか遅いし、やまやまさんも接近はしてくるけどバトルして追い抜こうとしている気配は感じない。こんな感じで後ろの選手に様子見で走られると、だいたいは前を走るTKの方がいずれミスをしてしまうってパターンが多い。
こういうときはむしろバトルを仕掛けてくれた方がTKはホッとします。ウレタン路面のコースはゼブラゾーンが無く、イン側は全て壁なんで絶対的にバトルを仕掛けた後方の選手の方がミスをしやすく不利。
この状況を打開するためには変化が必要です。そんなに離れていない位置に3位のたいせーちゃんがいるので、TKはわざとペースを落としてトップから3位までを接近させることに。
後方の選手の心理状況は、たいせーちゃんは広がっていた差を埋めてトップ集団に近づきイケイケ状態。2位のやまやまさんは初権利を確実にゲットするために2位狙いの走行をしていて、何事もなくあと2分ほどが経過して欲しいけど後ろから来ちゃったし前はなんか遅いし、どうしよう~って感じで少し焦るw
TKの狙いは残り2分ほどのこの時間帯に、イケイケのたいせーちゃんと少し焦ってるやまやまさんがバトル状態になって二人のペースがダウン、なんなら接触して絡んでる隙に、一人で大きく逃げ切る作戦ですw
だったのですが、、、TKのマシンが予想以上に遅すぎて、たいせーちゃんのバトルスイッチがオンになる前にやまやまさんとTKが接触からの転倒w
TKのあまりの遅さに後方を走行するやまやまさんは色んな意味でかなり焦ってぶつけちゃったと思います。走りづらかったですよねごめんなさいw
作戦は大失敗w 一番の誤算はイケイケ中学生のはずのたいせーちゃんはそこらの大人よりも糞冷静だったことw
ってな感じで読みが大きく外れて、表彰台圏外になってしまいました。
TK流の決勝レースでの心得
1:前を走行する選手の方が絶対有利
トップ走行中に2位の選手が接近してきたら焦る選手が多いようですが、TKはいやらしい言い方をすると「頑張ってTKの後ろまで来たね!来ただけだけどw、さあバトルを仕掛けてミスっちゃいなよ!」って感じで相手がミスしにわざわざ後方まで接近してくれたと喜ぶことにしていますw
具体的には、コーナーの進入や立ち上がりのタイミング、ライン取りなんかに変化をつけて、後方選手のミスを誘う。ペースが速かったり反応が良い選手ほど引っかかります。関東だとじんちゃんとか、京都だとカズ様とかw
ちなみにかっちゃんや岩田くんは、TKの変化にあまり影響を受けない絶妙な距離を維持してくっついてきます。憎たらしいwww
もちょりやカネヤンも最近こんな感じ。憎たらしいwww
2:自分のペースが速くても絶対に油断しない
「1」のようにあえて変化を付けてくる選手がいるので、自分の方がペースが速いと感じても、もしかしたら感じさせられてるのかもしれませんw このように前車がペースコントロールしていることは多々あるので、油断しない!焦らない!相手を甘く見ない!
トップ争いの時はわりと慎重に走る選手でも、3位~6位ぐらいを走行中だと無茶な仕掛けをしてまーまー絡んでる場合があります。
完全に自分の方がペースが速かったとしても、ウレタンコースのバトルで前に出ることは凄く難しいので、どの順位でも誰が相手でも油断大敵!
3:基本は抜こうとしない
上記で書いたとおり、抜く気まんまんで後方から仕掛けた場合はだいたい後ろがミスります。
TKの場合はとにかくチャンスを待ちます。そのワンチャンスを絶対に見逃さないことだけに全神経を注いでいます。
レース終盤や順位的になるべく早く前に出たい場面の時は、前車のインに頭を一瞬入れてはすぐ引っ込めるw、前車のライン取りを一瞬だけ邪魔します。
抜くために仕掛けるのでは無く、前車のわずかなミスを誘うために仕掛けます。そしてその瞬間を見逃さず、確実に前へ出ます!
まとめ
正直、TKが決勝レースについて普段自然と実践していることをあらためて文字でアウトプットしようとしてみると、多すぎてとてもじゃないけど書ききれません。それに、なんか偉そうになるし、キモイ感じになるので難しいw
関東のもちょりやサーシャや矢田さんは、いつもTKのこんな話を聞いているので、きっとお腹いっぱいで気持ち悪くなってるかもしれません。谷さんはもう聞いてくれませんw
TKがこれまでこのブログで書いてきたレース関連のことをあらためて読み返すと、他車との絡みをもっとも意識しているようです。
自分が他車と絡むことをかなり警戒し、他車同士が絡むことは美味しいと思っているw
たとえば関東のレースでTKがたまにやっている例だと、オープンのレースで序盤にトメチャンが後方から接近してきた場合は速やかに譲ります。そしてトップを走行している岩田くんとトメチャンのペースに食らいついていき、二人が絡むのを後方で見守っていますw
トメチャンが下手ってわけではなく、オープンクラスのスピード域で接近戦をやるとミスの確率が高くなります。楽しいかどうかは別として、こうした方が勝ちやすいんで。
って感じで、これまで草レースやカップで戦ってきた各選手のマシンやドライバーの特性、その他色んなことを考慮して、その時に応じて勝てる確率が高くなるかもしれないことを選択しています。
たぶん、自分自信の事を考えるのは当たり前で、一緒に走るライバル選手の事をもっと意識するようになると、勝率があがるような気がします。
ライバル選手のレースや走り方を観察し、各選手の特性を把握しておく。レース中はあれこれ考えすぎると自分の走りに集中できなくなるんで、レース前に色々考えておいて、レース中に勝手に頭が処理して実行してくれる感じ。ね!キモイでしょ?w
今後、草レースやカップのレポートと合わせて、TKがレースで実践していることやメンタルなんかのキモイ話をちょいちょい書いていく、かも?