最近の1/12レーシングでは、これまでのスルスルなデフではなく、リジットや重デフがトレンドになっています。
先週の谷田部アリーナで行われた全日本では、オープンクラスもスポーツクラスも優勝マシンはリジット仕様のマシン。
リジットはデフ機構がないのでスロットルを握った時に全く滑らず、マシンがめちゃくちゃ前に出るようになります。
ウレタンが裏路面になって安定したリアグリップが確保できる今なら、アドバンテージになるんじゃ!?
ミニッツでも試してみよう!ってことで、TKのナローマシンとワイドマシンでやってみました。
ボールを全部抜いて、Oリングも抜いて、めちゃくちゃ締め込んでリジット化。
結果はかなり前にでるようになりました!
コーナーの旋回が遅くなるんじゃ?って思っていましたが、TKのマシンセッティング&ドライビングでは遅くなるってこともありませんでした。
ミニッツカップ横浜レイアウトで、ベストラップが0.1秒程速くなり、電池が垂れてきてからはいつもより0.2秒程速く走れます。
あと、ブレーキが超リニアに作動するようになりました。
電池の元気がいい時は路面に対してリアタイヤが滑りやすいようで、電池が少し垂れてからはしっかりと蹴って前に出ているようです。
ですが、マシンの挙動に少しクセがあり、レースに投入するまでにはセッティングと慣れがかなり必要そうな感じw
ちなみにTKはブレーキを多用するコーナーリングをしているのですが、リジット化によってコーナー間の加速タイミングが変化していつもよりブレーキを深くかけるような感じになり、
人差し指の皮がズル剥けましたw
ミニッツを毎週やってるときは大丈夫なんですが、今回は4週間ぶりだったので皮が貧弱になっていたようです。
まとめ
リジット化は確実に前に出るようになりますが、独特なクセがあるのでセッティングとドライバーの鍛錬が必要。
ですが、扱えるようになれば確実にアドバンテージになると思います。
とりあえず今は、レースレベルだと不安が残る感じだったので週末のレースに向けて元に戻しましたw
興味がある人は是非試してみて、イイ感じのセット方向が見つかったらTKに教えてくれると嬉しいです!