ミニッツのメンテナンスでTKが注意していることをご紹介します。

 

メンテ(パーツ交換は除く)にはおおまかに3種類あり、ベアリングやフロントサス周りなどの常にスムースな動きが必要な箇所、デフやフリクションやピッチングなどの多少の粘りとスムースさが必要な箇所、端子や基板、があります。

 

モーターやその他のメンテナンスはまた別の記事で。

 

スムースな動きが必要な箇所

ベアリングやフロントサス周りなどの常にスムースな動きが必要な箇所のメンテはかなり適当にやって大丈夫だと思います。

 

ベアリングは適度に回っていれば、メンテ直後と比べても走行時の変化は特に感じられませんので、適当なタイミングでやればいいかと。

 

フロントサス周りも意外とメンテ直後の走行時の変化が少ないので、手で触って動きが渋くなってきた頃にメンテすれば大丈夫です。

 

多少の粘りとスムースさが必要な箇所

デフやフリクションやピッチングなどの多少の粘りとスムースさが必要な箇所のメンテは、セッティングを施した場合と同じぐらいの変化があるので要注意です。

 

デフはどのような状態でいつも使用しているかが重要で、ざっくりと分けると、1:メンテ直後の状態、2:しばらく走行して慣らした状態、3:酷使した状態、があります。自分の好みがどの状態かにより、レース前などのメンテタイミングが変わってくると思うので計画性が必要になるメンテです。

 

フリクションやピッチング、その他でいうとカネリンクやクロリンクなどをメンテする場合は、メンテというよりもセッティングだとTKは思っています。気分で適当にメンテしては絶対にダメな箇所なので要注意です。ここはセッティングです!

 

端子や基板

これ、調子悪くなるまでノーチェックな人が結構多いんですよね~。


マシンのパワーが落ちたと感じたらまずは、端子の汚れ・基板の配線が切れかかっていないか・モーターの配線が切れかかっていないか、などを疑いましょう。TKはこの箇所だけは頻繁にチェックしています。他の人よりパワー不足のミニッツっておもしろくないんだもん!ね、もちょりw

フィクションですw

 

ちなみにTKは、スイッチボックスも分解してメンテしています!両サイドのツメを開いて簡単に分解することができます。スイッチ接点の傷やスイッチボックスの中に入り込んだタイヤカスなんかで凄いことになっていることもあるんで、メンテすると気持ちいいです!そして、あーしてこーすると、パワーがアップするかも!?w

 

どんなメンテ状態で練習やセッティングしてる?

メンテと同じぐらい大事なことが「どんなメンテ状態で練習やセッティングをしているか」です。

 

ミニッツをやりに行く前に必ずフルメンテしている人、これが1番マシンの再現性が高いので良いとは思うのですが、そのような人にあまり会ったことはありませんw TKもとてもじゃないけどめんどくさくて無理です!

 

で、ほとんどの人は適当なタイミングでメンテしてる感じですよね?

そして、メンテ直後にマシンの動きが変わって調子が悪くなる場合がありますが、そんな時に良く走るようにセッティングをやり直す、その時はある程度走るようになり、その後にまた調子が悪くなる、そしてまたセッティング。。。一生セッティングする気ですか?w

 

ほとんどの人は、メンテしてしばらく走り込んだ後の状態にセッティングや走行感覚があっているので、メンテ後は慣らし運転だと思って多少調子が悪くても無視してください。そうしないと一生セッティングを無駄に繰り返すことになりますよ!w

 

TKは全てを安定期にあわせている

ミニッツのマシン状態には、メンテ直後→慣らし中→安定期→衰退期の状態があり、それぞれの状態でマシンの動きが変わります。

TKは「安定期」の状態で、セッティングを詰めて、本気の練習をやって、レースもやります。

 

よく、大事なレース前に気合いを入れてメンテをやる人がいますが、そのメンテが本当に必要なことならばいいのですが、レース前だからメンテしとこう!って感じでやっているとしたら、やらない方がいいかもしれません。メンテ後の状態にマシンセッティングも走行感覚もあっていないからです。レースだからといって特別な事をやるとろくな事がありませんよw

 

メンテしたからマシンの動きが良くなる!ってことではなく、メンテしたら動きが変わるということを意識することが大事だと思います。

 

メンテ後の動きが一番良いのか?

そのメンテは本当に今必要なことなのか?

メンテして動きが変化することはセッティングと同義である!