赤信号みんなで渡れば怖くない!
ビートたけしさんのお笑いコンビであるツービートの漫才ネタの一節。
問題になっているネットでの誹謗中傷によるネットリンチがまさにこれだろう。
島国日本のいわゆる"村意識"はやはり根強く、集団化したら怖いもの知らずになる国民性だ。
もはや遺伝子レベルになりつつあるのかもしれない。
良い意味では一致団結ができる性質であるからこそ、コロナ禍でも感染予防ができたのだろう。
世界から見れば、コロナを国民の意識で防いでいる優秀な国だ。
コロナはさておき。
このネットリンチはもはや、大人の世界だけでないことを理解しなければならない。
LINEやTwitterなど、いや最近ではオンラインゲームもそうだ。
若者が見ず知らずの人と簡単に繋がり、簡単に会話ができてしまう。悪い人間や悪い情報などを手に入れやすく、親が管理できなくなっている。
親としては本当に怖いことだ。
ネットリンチが実際に起きたらどうするのかという問題から、日本も法的整備をやり始めた。
今更遅いがとても大切なことだ。
ただ、大事なことを忘れてはいけない。
あなたの子供がネットリンチをするのは、あなたにネットのリテラシーがないからだ。
あなたのせいだ。
厳しい言い方だが、まさにそうなのだ。
子供にそれを教える機会が少ないからこそ、親が教えなければならない。
そんな親がネットの怖さどころか、ネットサービスの使い方さえわからないから、教えられないと怠慢になっている。
あなたより子供はネットを使える。
そんな子供を誰がコントロールするの?
自分がわからないからって、子供任せにしないで。
この事件の前から、私は自分の子供には、こういうことを話している。
あらためて、今回の事件でまた話しをした。
理性がある大人が過ちを犯すんだから、子供の世界はもっと酷いよ。
ネットリンチをなくすため、まずは親の世代もネットに詳しくならないといけない。
TwitterやLINE、オンラインゲームで何の話をしていて、どんなコミュニケーションをしているか。
わからないからこそ、ネットやネットモラルのリテラシーを。
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