これまでは、投資ファンドで、常に買う立場にありましたが、
今は、あくまで雇われる身。

アウトプットを受ける側とされる側。
その精度と神経の使い方は異なります。

投資という粗い世界にいて、コンサルよりの精度とアウトプットの世界にくると、そのギャップにいろいろと悩みますね。

今週は神経を使った。
週末も使うのだが。

あの粗い世界しか知らなかったら、それはそれで機会ロス。
視野が広がるってこういう事なのか。と感じた1週間でした。


会社の人の薦めで、企業参謀 を読みました。

30年前の作品とはとても思えませんね。
私が生まれる前からこんなことを考えていたんですね。
そりゃ、かなわないわけです。

物事の考え方の本質は昔から何も変わっちゃいないものだと痛感しました。
脱帽。

チョイ遅れですが、サイバードのMBOについて感じたこと。

まぁ、株主がどうだこうだというのは、広く議論されているんで、別の角度から。

まず、TOBの代理人。日興ですねぇ。
そしてデット。あおぞらです。
エクイティー。ロングリーチ。

その一方で、主幹事証券 野村。
メインバンク 東京三菱UFJ。

メインバンクはずしの主幹事証券はずし。
こりゃ、担当者は大変なことになってますね。
上司が怒り狂っていることでしょう。


財務がいかに重要か。

お金は企業にとっては血液によくたとえられますが、
これがどういうことか意外と現場の人は知らないものです。

まず、自分の会社がどのぐらいのデットがあって、キャッシュがどのぐらいあるかを知らない人が多い。
役員でもそうなんですよね。

特に資金繰りの危うい会社は、この傾向が強いのではないでしょうかね。(だから資金繰りが厳しくなるんですが)
キャッシュフロー経営と叫ばれても、まだまだ浸透はしてないようです。
マネジメントとしては、自社のキャッシュフローと財務状況ぐらいは、興味を持つべきです。

ある案件を通じて、僕の認識と現場の人との間にギャップがあるのを感じました。
いい勉強になりました。

再生屋の道は険しい。

再生屋での仕事


投資ファンドから再生屋に転職して、早3ヶ月。
早いもので、今年もあと2ヶ月ですね。

そんななか、ここ1ヶ月強の間、とある地方都市に缶詰状態でした。
ホテルと会社の往復。
それはそれはストレスフルな時間でした。
思うように物事が進まず、様々な葛藤の中で、なんとか報告書までたどり着きました。

DDが終わって、これからが本番なのですが、とりあえず、一段落。
本件を通じて感じたことを書き残してみようと思う。

再生フェーズの会社で感じたこと
・企業のIT化が遅れている(紙のカルチャー)
・社内の状態を数字で把握できていない
・PDCAが回っていない
・ざるである

地方と都心の大きな違い
・地方は、人口減少が響き、経済そのものが縮小傾向である
・都心に比べて市場が圧倒的に小さい
・流れる時間が遅い


こういう会社って、外部の人間に何をもとめるかというと
一発逆転満塁ホームランなんですよね。
普通に考えてそんな結果出るわけないでしょ。
地味に、やるべきことをコツコツとやる体制を作ることからやらないと
ホームランもでないんですよ。

と、感じたことを書いたが、
クライアントも多少はわかってくれたかね。

再生ファンドは地方に活路を見いだすべきだ。
宝の宝庫です。
大変だけど。


PS
結婚することになった。
誰もみないブログでこっそりカミングアウト。

 投資ファンドの今後について

いろんなところで、買収ファンド、買収ローンの市場規模が大きくなるというデータがあるようですが、まったくその通りで、日本でもMBOを考える経営者が増えてきたなぁといった印象ですよ。
しかし、実際はファンドの数にディールの数が追いついていないのが現状ですかね。
当然、淘汰されるファンドもでてくるでしょう。


では、何ができるファンドが生き残るのか。
それは、単純で”そのファンドに買われると企業価値が上がるかどうか”でしょう。
企業価値をあげるには、①Debtを減らす、②マルチプルをあげる、③EBITDAをあげる この3つしかない(EVで考えるなら)
①はどこのファンドもやることで、それほど差別化がしにくい要素になってきているし、②は市場評価やそのときの市場環境といった要因の影響が大きく一概にいえない。そうなると③しかないですね。

PLをよくすることができるかどうかです。
要するに、売上を伸ばすか、コストを削減するか。
言うのは簡単だけど、ファンドが取り組もうとすると、コストとリターンの関係で簡単ではないですよ。
しかし、このことを全く放棄しているファンドが存在するんですよね。
完全にキャピタルプロバイダーに徹する人たち。
金余りの世の中ではこの人たちから、淘汰されるんじゃないでしょうかね。
大手の系列なんて、結構そういう人たち多いですよね。

やっぱり、どうヴァリューアップさせるかが、ファンドの腕の見せ所だと思います。私は。
 1年以上あいちゃいましたが、心機一転、再開したいと思います。
この一年の動きは、
・あるディールを1件クロージングできた
・退職した


今は、買収ファンドからは足を洗っておりますが、
近い業界にいますし、いずれ修行して戻りたいとも考えています。私がこれまで経験したことをツラツラと書き残していこうと思います。


とりあえず継続することを第一目標にします。
軍隊的組織の限界
日本の金融機関って面でエリアを捉え、網をかけて、一気に人を投入みたいなのが多いですよね。
このやり方は、最近では通じないような気がするんですよね。
俺が言わなくてもみんなわかってると思うんだけど。
けど、頭の固い人たちってわかってないんですよ。
証券業界なんてまさにこれで、オンライン証券にここまでやられてもまだわからないのかね。
こういう業界こそ合従連衡で、面白いのだが。

個人的な不満が相当混ざってました。
駄文失礼。
会社の人の薦めでこれを読む。
橋本 寿幸, 稲生 隆浩, 藤原 総一郎
MBO―末席重役の決断

前半はMBOの概要とか。後半はリアルなお話。
大企業において個が埋没する話や間違った経営方針を強引に推し進める話は納得感あり。
そのような思いをしているのは自分だけではないということか。
読んでいると勇気付けられますね。
「人の論理が資本の論理を超えた」とか、「これは無血革命である」とか、名言満載で痺れちゃいました。
この作者に会ってみたいものです。
経営者の皆様、部署のマネージャーの方、ファンド関係の方、必読。
なんとか生きてます。
振り返るか。
2月
特に面白いことはなかったかねぇ。
腹立たしいことが多かったのは覚えているが。
アホがトップを張ると組織っていうものは崩れていくんですね。

3月
プロジェクトスタート。
一気に激務に。
某コンサル、銀行と多くの人々を巻き込み、ディールは始動。
これをひたすらやる日々であった。

4月
ディールは続く。
これが結構しんどい。
市場がシュリンクする中でどういった戦略をとるべきか。
悩ましい。。
しかし、これこそバイアウトの醍醐味。
ここで頭を使うから面白いんですよ。


世の中には、頭を使うことを否定し、人を兵隊のように使い捨てる恐ろしい戦術もあるという。
組織としてはこっちの方が強かったんでしょう。
数年前までは。

これからは通じないと思うんだけどなぁ。
特にPE業界では。