こんにちは、木村太陽です。
 

社会人生活も10年を超え、日々の仕事に追われる中で「このままでいいのだろうか?」とふと不安になる瞬間がありませんか?

 

私自身も30代を迎えた頃、そうした漠然とした焦りを感じるようになりました。

キャリアを積むにつれて求められるスキルは高度になりますが、学ぶ時間はどんどん減っていく。

だからこそ、限られた時間の中で「戦略的に学び直す力」が重要だと強く感じています。

 

今日は、忙しい社会人でも無理なく実践できる「学び直しの3つのルール」を紹介したいと思います。

 

 

 


Rule 1:朝の15分は“自分のためだけの時間”に

私の学び直し戦略のスタートは、朝の15分から始まりました。朝は意志力が最も高く、誰からの連絡も入らない「静かな時間帯」。この時間を「自分の学び」に充てることで、1日を自分主体で始めることができます。

具体的には以下のようなことをしています。

  • 新聞やビジネス書の1章を読む

  • 昨日得た気づきをノートにまとめる

  • 今日のToDoリストを整理し、優先順位を考える

ポイントは、完璧を目指さないことです。15分あれば、意外と多くのインプットや整理ができます。大切なのは「毎日、短くても続ける」こと。これだけで1週間で約2時間、1ヶ月で約8時間の自己投資になります。


Rule 2:移動時間は“音声学習”で有効活用

次におすすめしたいのが、「耳から学ぶ」習慣です。
通勤や買い物、ランニング中など、目や手が使えない時間は音声学習に最適です。

私が活用しているのは以下のような音声コンテンツです。

  • ポッドキャスト(ビジネス・歴史・思考法など)

  • Voicy(社会人向けの教養チャンネルが豊富)

  • YouTubeの音声モード(対談・解説系)

中でも私が重宝しているのは「1回10〜20分で聴けるシリーズ」。繰り返し聴くことで記憶に定着しやすく、何より「学ぶハードル」が一気に下がります。

音声学習のコツは、聴くだけで終わらせないこと
私はスマホのメモアプリに「気づきリスト」を作り、気になるキーワードをメモしています。これが後で考えを深める材料になります。


Rule 3:「1冊の本を1週間で読む」仕組みを作る

まとまった知識を得るには、やはり「本」が強い味方です。
ただ、忙しい日々の中で1冊読むのは難しい…そう思っていました。
そこで私が取り入れたのが、「1週間で1冊読む仕組み化」です。

やり方はシンプルで、1冊を以下のように分けます。

  • 月〜金:1日20〜30ページずつ読む

  • 土曜:全体の要点を振り返る

  • 日曜:気づきをアウトプット(SNSや日記)

特にアウトプットをセットにすることで、「読んで終わり」にならず、知識として定着していきます。私はInstagramのストーリーで「今週の学び」シリーズを続けているのですが、見てくれているフォロワーとの対話が生まれることも多く、モチベーションにもつながっています。

また、月4冊読めば年間で約50冊。
読み方に「戦略」があれば、量も質も自然と上がっていきます。


おわりに|小さな習慣が、やがて大きな差になる

30代の学び直しにおいて最も重要なのは、「今ある時間の中で、いかに工夫するか」です。
時間は誰にとっても平等ですが、その使い方によって人生の方向性は大きく変わります。

  • 朝の15分で、思考を整える

  • 通勤中に、耳から学ぶ

  • 週に1冊の本から、新しい視点を得る

この3つのルールは、すぐにでも始められる小さな行動です。でも、これらを1年間続けたとき、あなたはきっと、今とは違う景色を見ているはずです。

学びに“遅すぎる”なんてことはありません。
むしろ、社会人になった今だからこそ見える世界がある。

これからも、そんな学び直しの旅を一緒に楽しんでいきましょう。