こんにちは、木村太陽です。
事業家集団に所属してから、私の中で最も大きな変化のひとつが、「リーダーとしての視点を持つようになったこと」でした。
今回は、私が最初にチームリーダーという役割を任された時のことを振り返りながら、どんな小さなタスクが自信に繋がったのか、そしてその経験がどのように今の自分を形づくっていったのかをお話ししたいと思います。
「ちょっと進行お願いできる?」がはじまりだった
私が事業家集団に入って数ヶ月が経った頃。とある定例のグループミーティングで、先輩メンバーからこんな一言をもらいました。
「今日の進行、太陽くんお願いしていい?」
それまでの私は、発言も少なく、ただ吸収することに必死な“新人枠”。もちろん進行などやったこともありませんでした。
一瞬ためらいながらも、「やってみます!」と答えました。
振り返れば、この「ちょっとしたお願い」が、私の中で大きな一歩となりました。
進行といっても、特別なことはしません。
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会議のスタート時間を守る
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各人の発言タイミングをコントロールする
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議題を確認し、時間配分を意識する
たったそれだけ。でも、自分が“場を動かす”感覚を持つことで、空気が変わったように感じたのです。終わったあと、メンバーの一人から「スムーズだったね!」と声をかけられた時、「あ、自分でもこういう役割ができるんだ」と思えました。
小さな信頼が、“任せられる人”への入り口だった
その後、少しずつ任されるタスクが増えていきました。
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MTGのアジェンダ作成
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新メンバーのフォロー係
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イベント時のチーム統括 など
最初は「自分にできるだろうか」と不安もありましたが、振り返ればどの役割も「小さな信頼の積み重ね」だったと思います。
事業家集団では、「完璧さ」より「挑戦している姿勢」が尊重されます。むしろ、うまくいかないことも共有しながら、どう改善したかを語れる人が評価される文化があります。
そのおかげで、私は失敗を恐れず「やってみる」を選び続けることができました。実際に、うまく進行できなかった会もありましたし、タイムマネジメントがズレたこともあります。けれど、それを誰かが笑ったり責めたりすることは一切ありませんでした。
「まずは、引き受けてくれてありがとう」
「次回こうすると、もっと良くなるかもね」
そんな前向きなフィードバックが当たり前にあるのが、事業家集団の魅力でもあります。
最初の一歩が、“幹部”への道につながる
今でこそ私は、小さなチームのリーダー的立場を任されていますが、それは「突然リーダーになった」のではありません。
最初に任された「進行役」という“入口”があり、そこから信頼と経験を積んできた結果にすぎません。
「幹部」というと、特別な人のように思われがちですが、事業家集団においては、「行動している人」が一歩ずつリーダーになっていく構造があります。
つまり、 任せられる→やってみる→改善する→信頼される→次を任される というシンプルな循環。
この経験を通して私が学んだのは、「最初の一歩を躊躇しないことの大切さ」です。
どれだけ小さな役割であっても、そこで真剣に向き合えば、次に繋がる道が見えてきます。
まとめ:小さな挑戦から、自分の“リーダー像”が始まる
事業家集団に入る前の私は、「リーダーに選ばれるのは、すごい人だけだ」と思っていました。
でも今は、「任されたことに向き合い続ける人が、気づけばリーダーになっている」と思っています。
もし今、「自分にリーダーはまだ早い」と思っている方がいたら、まずは「ちょっとした役割」からチャレンジしてみてください。そこからすべてが始まります。
事業家集団には、その一歩を応援してくれる仲間がいます。
そして、挑戦を重ねるあなたの姿を見て、次に続く誰かが生まれていきます
