日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)より、クラウドファンディングのご案内です。

 

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はじめまして、私たちは今年で第20回目の開催を迎える「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)」と申します! 

 

本会議は、日本・イスラエル・パレスチナの若者間の交流と対話の機会づくりを目的に、2003年に設立された学生団体です。イスラエル・パレスチナ地域では、長引く紛争や分離壁の建設、行動制限などによりイスラエル人・パレスチナ人の間で交流を持つ機会が非常に少ない状況にあります。私たちはこの交流機会の少なさゆえ相互の偏見が生まれ、紛争解決が困難となっていると考えました。そこでJIPSCはイスラエル人とパレスチナ人の学生を日本に招待することで、現地では難しい対話の機会を提供するという活動を20年以上続けています。

 

昨年10月から半年以上続く戦争の影響で、イスラエルとパレスチナの間の溝はこれまでにないほど広がっています。そんな情勢の中、そしてそんな情勢だからこそ、私たちは会議を「今」開催することに意義を見出しました。

 

8月に開催される本会議では、福岡と東京で2週間、寝食を共にしながら、紛争に対する考えや自身の体験を語り合い、若い世代の意見交換の場を提供する予定です。また、福岡滞在中には長崎平和記念資料館への訪問や被ばく者講演などの平和学習も行うことで、参加者に80年前に原爆を体験した日本で行われる会議だからこそ得られる経験をしてもらいます。

 

2023年10月7日のパレスチナ武装勢力による奇襲攻撃で始まった戦争が半年以上続く中、既に3万人以上の命が失われ、ガザでの人道危機は悪化し、100人ほどが今もなお人質としてガザに取り残されています。

1948年のイスラエル建国・パレスチナ人にとっての「ナクバ(災厄)」以来最悪と言われる惨事が今も続く中、もともと大きかったイスラエルとパレスチナの人々の間の溝はますます深まるばかりで、人々の互いへの憎しみも日に日に強さを増しています。そんな状況下だからこそ、イスラエルとパレスチナの間の民間レベルでの対話の再開を支援することがイスラエル・パレスチナ地域の未来の平和への一歩になるのではないかと考え、今年度も会議を開催することを決定しました。

 

クラファンを通していただいた寄付金は、イスラエル人・パレスチナ人参加者の航空券費の一部(1人約20万円)に充てさせていただきます。
 
詳細は、以下HPをご覧ください。