文化遺産国際協力コンソーシアム第33回研究会「文化遺産保護の国際動向」開催のご案内です。
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第33回研究会「文化遺産保護の国際動向」

 

●主催:文化遺産国際協力コンソーシアム 、文化庁

●趣旨:
本研究会では、直近の世界遺産委員会の様子や無形文化遺産保護条約をめぐる動向のほか、文化財の保存及び修復の研究のための国際センターである政府間組織ICCROMの最近の活動についてご報告いただきます。併せて、海外の文化遺産保護に対する日本の国際協力・人材育成の最近の事例についてもご紹介いただき、国際的な文化遺産保護の潮流やその中での日本の役割について考えるための情報共有の場といたします。文化遺産保護に関心をお持ちの多くの方のご参加をお待ちしております。

●日時:2023年11月12日(日)13:00〜17:00

●開催方式:対面開催、後日収録内容をウェブで公開

●参加費:無料(要事前登録)

●言語 :日本語

●プログラム
開会挨拶・趣旨説明
岡田 保良(文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長)

第1部:国際社会と国際機関の動向
「世界遺産条約をめぐる昨今の状況」
鈴木 地平(文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室・文化財調査官)

「無形文化遺産保護条約の運用をめぐる現状」
岩崎 まさみ(北海学園大学開発研究所・特別研究員)

「ICCROMの最近の取り組みとプロジェクト」
井川 博文(ICCROM・プロジェクトマネージャー)

第2部:日本の協力事例から
「文化遺産保護に関するACCUの協力事業 国際会議「アジア太平洋地域における文化財防災の現状と課題」を中心に」
森本 晋(公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所・所長)

「古都ホイアンにおける日本の文化遺産国際協力 —日本橋の保存修復を中心に—」
・30年間の協力を振り返って
友田 博通(昭和女子大学国際文化研究所・特任教授)
・ホイアン日本橋の保存修復における技術協力と人材育成
稲垣 智也(文化庁文化資源活用課整備活用部門・文化財調査官)

パネルディスカッション
パネリスト:上記講演者
モデレーター:關 雄二(文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長)

閉会挨拶
友田 正彦(文化遺産国際協力コンソーシアム 事務局長)

●申込締切:2023年11月6日(月)

●申込方法:
下記フォームよりご登録ください。
https://reg31.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mgk-lhrflj-1645938c730eb3adf988e3b92aaae865

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jcic-heritage.jp/news/33seminar

●お問い合わせ
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
Tel. 03-3823-4841 / Fax. 03-3823-4027
E-mail: consortium_tobunken@nich.go.jp