4.日本の国際貢献

 

国際貢献国家というのが日本外交のスローガンの一つである。日本国憲法前文に高らかに謳われている「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」という言葉とも一致するスローガンである。その憲法前文は、さらに「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と続ける。

 

こうしたスローガンや憲法の前文を踏まえて考えると、日本の国際貢献であきらかに不足しているのは、難民や移民の受け入れである。他の先進諸国に比べて大きく後れを取っている。

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