日本の仏教では「世も末」とは「末法末世」という世の中の移り変わりの節目とされ、伝教大師最澄(西暦767年~822年)とかも説いてたらしいです。で、1052年(永承7年)が末法元年ということになってたそうです。
1052年は平安末期だから、皇室も摂関政治から院政に傾いたり、政治の実権も貴族から武士に移行しつつあったり、天台宗の僧兵が勢力を振るうなど仏教も乱れたりといった情勢にありました。こんな風に世の中が乱れたから、、「末法末世の予言的中!!」と世間の人は恐れおののき、競って経塚を立てたりしたそうです。
それから2017年の今日までずっと「末世」な訳で、「末世」は今に始まった事じゃない。今までも「末世」だったしこれからも「末世」なのです。
だから、横浜市の教育長がバカだろうが、アメリカの大統領がトランプだろうが、どうせ千年以上続いてきた「末世」の中の些細な出来事だから、何とかなるんじゃないでしょうか。