DIEGO MARADONA | DIARY

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川合辰弥 オフィシャルブログ

マラドーナの訃報から一夜。

じわじわと悲しみが湧き上がってきた。。

 

小学生の時に姉が学校の先生から借りてきたベータのテープ。

 

「サッカーのビデオだけど、とにかく凄いから観なさい!」と言われ、「俺は立浪(中日の選手)目指してプロ野球選手になんだからサッカーなんかに興味ねえっつーの〜😤」と思いながら嫌々観たのが1986年メキシコW杯のマラドーナ。

 

マラドーナの全てのプレーが人間業とは思えぬ華麗さでグランドの中での芸術品を見ているようだった。

 

 

そのビデオを観終わった後、何故だかものすごく気持ちが悪くなったのを今でもはっきり覚えてる。

 

子供には刺激が強すぎたのか。。

 

サッカーなんて、どうせボール蹴りあってるだけでしょ(当時は日本にはプロもなかった)。って思ってた自分のイメージを完全にマラドーナに覆された。

 

自分も今すぐサッカーをやりたい!

いや、俺、、、何やってんだ??野球やってる場合じゃない!

 

とにかく今すぐ動き出したいという子供らしい衝動だった。

※実際にその翌日、野球部の監督に退部届けを出し一応キャプテンだったので「何考えとんじゃ!」って怒られました。願い叶わず夏は野球部、冬はサッカー部としてやる事に😿中高は無事サッカー部オンリー。

 

現役を引退してからのイメージが世間的にはかなり強いと思うけど、86年のワールドカップはもちろん、ナポリやバルセロナ時代のマラドーナはとにかく凄いの一言。マラドーナがボールを持つと皆んなファールありきでディフェンスにきてましたからね。

 

それでも止められない。

 

そんなマラドーナがとてつもなくかっこ良かった。

 

上手くて凄い選手は沢山いるけど、あそこまで一人の力でチームの勝敗を左右させる事が出来る選手は後にも先にもマラドーナしかいないんだろうな。。

 

とりあえず、お酒を飲みながらYoutubeを観て追悼しよう。