自粛生活、航空会社はいつまで持ちこたえるのか | 1分でわかる経済ニュース ~経済力が上がる12の法則~

自粛生活、航空会社はいつまで持ちこたえるのか

 4月21日にオーストラリアの航空会社、ヴァージン・オーストラリアは日本の民事再生法の適用申請に当たる任意管理手続き入りを発表した。

 

 新型コロナウイルスの影響で3月下旬からの運休拡大で資金繰りが急激に悪化。政府支援を引き出せずに力尽きた。

 

 世界中の航空会社が新型コロナウイルスによる影響で苦境に陥っている。もちろん日本も例外でない。

 

 ANAとJALは2020年1~3月期はそろって最終赤字。足元では国際線が9割減便とほぼ運休状態で、国内線も外出自粛の広がりで減便は7割に及ぶ。「これまで経験したことないレベル」とのこと。

 

 航空業界は需要減に合わせた抜本的な事業計画の見直しを迫られる可能性が大きい。

 

 比較的資金に余裕があるとはいっても2ヶ月少しほどしか持たない。2020年l世界の航空需要は半減する見通し。これから続々と航空会社が破綻しそうだ。

 

 せっかく気軽に海外旅行が楽しめる時代がきたと思ったら、新型コロナウイルスによって航空会社は大きく変革しないと行けない時代になった。

 

 

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200503-00000034-asahi-bus_all