先週の日経平均は531円高(+1.36%)、ダウは920ドル安(-2.37%)だった。

8日、日経平均は354円高と反発。良好な米雇用統計を受けてNY株式市場が上昇。日経平均も一時625円高まであったが後場は伸び悩んだ。ソシオネクストが7.19%高と大幅上昇。ディスコ(+2.75%)、レザーテック(+1.67%)、東京エレク(+1.05%)など半導体関連が高い。東証プライムの売買代金は4兆633億円。(38347.04円)
ダウは11ドル安と小幅反落。ダウは一時109ドル高まで上昇する場面があったが米10年債利回りが一時4.46%と昨年11月下旬の水準まで上昇したことが重しとなった。インテル(-1.09%)、メタ(-1.53%)が下落、ナイキ(+1.31%)やホーム・デポ(+1.17%)が安い。(38892.80ドル)
米10年債利回りが一時4.4621%まで上昇、USD/JPYは一時151.94の高値をつけた。EUR/USDは今週ECB理事会を控えユーロ買い・ドル売りが優勢一時1.0862まで上昇。

9日、日経平均は426円高と続伸。米国市場は高安まちまちでかえってきたが、「バイデン政権が米国内でのTSMC最先端工場建設に約1兆円の補助金」「信越化学が群馬県に新工場建設」と報じられ東京エレク(+3.53%)、信越化学(+4.44%)、レザーテック(+3.43%)、アドバンテスト(+1.06%)など半導体関連が上昇。プライムの売買代金は3兆9596億円と1月30日以来の4兆円割れ。(39773.13円)
ダウは9ドル安と小幅続落。翌日にCPI発表を控え様子見ムードが強かった。米10年債利回りの低下と原油相場の下落が相場を支えた。エヌビディア(-2.04%)やネットフリックス(-1.62%)などが下落。一方でテスラ(+2.5%)やアルファベット(+1.13%)は上昇。(38883.67ドル)
米10年債利回りが4.35%台まで低下するとUSD/JPYは151.57まで下落する場面があった。その後はFRBの早期利下げ期待の後退から151.79まで戻す展開。EUR/USDはユーロ買い・ドル売りが優勢一時1.0885の高値をつけるもその後は1.08台半ばまで押し戻された。

10日、日経平均は191円安と3日ぶりに反落。今夜米CPI発表を控え戻り売りが優勢。日経平均の下げ幅は一時262円安まであった。ファーストリテ(-1.11%)が下落、一方で東京エレク(+0.77%)、レザーテック(+1.76%)、信越化学(+0.80%)が上昇。東証プライムの売買代金は3兆8033億円と1月30日以来の低水準。(39581.81円)
ダウは422ドル安と大幅3日続落。3月のCPI前年比+3.5%コア+3.8%と予想を上回わった。利下げ先送り懸念から株は売られた。ホーム・デポ(-3.00%)、インテル(-2.95%)、ゴールドマン・サックス(-2.42%)が下げた。一方でエヌビディアは1.97%高と逆行高。(38461.51ドル)
米CPIの上振れで米10年債利回りは一時4.566%と昨年11月14日以来の高水準。USD/JPYは一時153.24と1990年6月以来の高値。ECB理事会政策金利の据え置きを決定。声明では「特定の金利の道筋にコミットするものではない」としたが、EUR/USDではドル買いが優勢となり一時1.0737まで下落。

11日、日経平均は139円安と続落。米CPIの上振れでFRBによる早期利下げ期待が後退し、米株式市場が下げた流れを受け東京市場も軟調に始まった。日経平均は一時516円安まであったが後場下げ幅を縮小、TOPIXはプラスに転じた。昨日決算を発表したセブン&アイHDが4.80%安、三井不動産(-4.02%)、三菱地所(-1.92%)など不動産株が安い。東証プライムの売買代金は4兆1293億円。(39442.63円)
ダウは2ドル安と小幅に4日続落。一方でNASDAQは1.68%高と終値の最高値を更新。3月のPPI前年比+2.1%と予想を下回ったことでハイテク株が上昇。アップル(+4.33%)やエヌビディア(+4.11%)が上昇。(38459.08ドル)
3月のPPIが予想を下回ったことでUSD/JPYは一時152.80まで下落。しかしコアは前年比+2.4%と予想を上回ったこともあり153.32の高値まであった。NY時間米10年債利回りは一時4.5886%と昨年11月14日以来の高水準をつけるとEUR/USDはユーロ売り・ドル買いが優勢。一時1.0699まで下落。

12日、日経平均は80円高と反発。米国市場でダウは横ばいだったがハイテク株が中心のNASDAQ指数が終値での過去最高値を更新した流れを受けて東京市場でも東京エレク(+1.49%)、レザーテック(+2.97%)、アドバンテスト(+0.87%)が上昇。一方で昨日決算を発表したファーストリテが4.40%安。東証プライムの売買代金は4兆5786億円。(39523.55円)
ダウは475ドル安と大幅5日続落。バイデン米大統領が「イランが遅かれ早かれイスラエルを攻撃すると予想」と発言するなど中東の地政学リスクの高まりや、インフレ長期化による利下げ先送り懸念が強まった。第1四半期の純金利収入が予想を下回ったJPモルガン・チェースが6.47%安。インテルが5.16%安。(37983.24ドル)
USD/JPYは東京時間一時153.39の高値をつけたがNY時間に入ると中東の地政学リスクから152.58まで下げる場面もあった。その後はボスティック米アトランタ連銀総裁「2024年の見通しは年末に向けて1回の利下げ」デイリー米サンフランシスコ連銀総裁「政策金利を調整する緊急性は全くない」と発言すると153円に戻して引けた。EUR/USDではリスク回避のドル買いが入り一時1.0623と昨年11月以来約5ヵ月ぶりの安値をつけた。

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日経平均週足

 

NASDAQ週足

 

USD/JPY週足

 


【今週の経済指標】

4月15日(月)

日 2月機械受注:結果7.7% 予想0.9%(前月-1.7%)

欧 2月ユーロ圏鉱工業生産:結果0.8% 予想0.7%(前月-3.0%)

加 2月製造業売上高:結果0.7% 予想0.7%(前月0.0%)
加 2月卸売売上高:結果0.0% 予想0.8%(前月-0.2%)

米 4月NY連銀製造業景気指数:結果-14.3 予想-7.0(前月-20.9)
米 3月小売売上高:結果0.7% 予想0.4%(前月0.9%)
米 3月小売売上高(自動車除くコア):結果1.1% 予想0.6%(前月0.6%)

米 2月企業在庫:結果0.4% 予想0.4%(前月0.0%)

IMF・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、~20日)

レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
「インフレが予想通り鈍化すれば6月に利下げの可能性がある」
「賃金圧力は徐々に緩やかになっているが、依然として高い水準にある」
「インフレ率は当面、現在の水準前後で変動すると予想される」
「より広範なインフレ指標に比べ、国内インフレに関する進展ははるかに少ない」
「インフレ率が2%の目標達成に見合う率に収束するためには、賃金上昇率の減速が必要である」

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁☆
「今年の経済全体の成長率は約2%にとどまるだろう」
「個人消費は好調」
「経済の供給側から追い風が吹いている」
「最近のインフレ統計が転換点になるとは思わない」
「市場はインフレ進行の鈍化を考慮に入れている」
「いつものようにデータに依存している」

バイデン米大統領
「米国はイスラエルの安全にコミット」
「中東紛争の拡大を阻止したい」

米国防省報道官
「米国はイランとの衝突を望んでいない」


4月16日(火)

中 3月新築住宅販売価格:結果-0.34% 予想-(前月-0.36%)
中 3月小売売上高(前年比):結果3.1% 予想5.0%(前月-)
中 3月鉱工業生産指数(前年比):結果4.5% 予想6.1%(前月-)
中 第1四半期実質GDP(前期比):結果1.6% 予想1.5%(前回1.2%
中 第1四半期実質GDP(前年比):結果5.3% 予想4.9%(前回5.2%)

独 3月卸売物価指数:結果0.2% 予想-(前月-0.1%)
独 3月卸売物価指数(前年比):結果-3.0% 予想-(前月-3.0%)

英 2月ILO失業率:結果4.2% 予想4.0%(前月3.9%)
英 3月失業保険申請件数:結果1.09万件 予想-(前月0.41万件)

独 4月ZEW景況感指数:結果42.9 予想36.0(前月31.7)
欧 4月ユーロ圏ZEW景況感指数:結果43.9 予想-(前月33.5)
欧 2月ユーロ圏貿易収支:結果236.0億ユーロ 予想-(前月114.0億ユーロ)

加 3月消費者物価指数:結果0.6% 予想0.7%(前月0.3%)
加 3月消費者物価指数:結果2.9% 予想2.9%(前月2.8%)

米 3月住宅着工件数:結果132.1万件 予想148.5万件(前月154.9万件)
米 3月住宅建築許可件数:結果145.8万件 予想150.0万件(前月152.3万件)

米 3月鉱工業生産指数:結果0.4% 予想0.4%(前月0.4%)
米 3月設備稼働率:結果78.4% 予想78.5%(前月78.2%)

2024年4月16日 IMF、世界経済見通し発表 ※( )内は2024年71時との比較 
  
世界   2023年 3.2  2024年 3.2(+0.1) 2025年  3.2( 0.0)
米国   2023年 2.5  2024年 2.7(+0.6) 2025年 1.9(+0.2)
ユーロ圏 2023年 0.4  2024年 0.8(-0.1) 2025年  1.5(-0.2)
日本   2023年 1.9  2024年 0.9( 0.0) 2025年  1.0(+0.2)
中国   2023年 5.2  2024年 4.6( 0.0) 2025年  4.1( 0.0)


デイリー米サンフランシスコ連銀総裁☆、あいさつ
「インフレデータに驚くべき点はない」
「 不必要な緊急性に対して警告を発する」
「過度に強い、あるいは弱い政策対応に対して注意を促す」
「インフレ目標達成の確信が持てるまで政策対応を控えるべき」

習近平・中国国家主席
(北京でのショルツ独首相との会談で)
「中国とドイツはウィンウィン協力の大きな可能性を秘めている」
「互恵協力はリスクではなく、安定した二国間関係を保証するもの」
「両国は保護主義を警戒し、生産能力の問題を客観的に検討すべき」

ジェファーソンFRB副議長、講演
「インフレ長期化なら高金利の維持も長期化へ」
「金利据え置きでもインフレ低下を予想」

イエレン米財務長官
「米国のインフレはピークから大幅に低下した、ただしまだやることがある」

ラガルドECB総裁
「大きなサプライズがない限り、ECBは近く利下げするだろう」
「ECBは原油価格を注意深く監視」
「2%のインフレへの道は険しいだろう。金利低下は直線的ではない」
「ディスインフレのプロセスはECBの想定通り推移」
「利下げの道をあらかじめ約束しているわけではない」
「まだ大きな不確実性が存在する」
「ECBは慎重になる必要があり、我々の見解を確認するためにデータを検討する必要がある」
「ECBは為替レートをターゲットにしていない」

ベイリーBOE総裁、講演
「世界経済に関して非常に心強い兆しがある」
「英国は完全雇用」

バーキン米リッチモンド連銀総裁
「利下げの決定に時間をかけるのは賢明」
「経済は過熱していないが、もし過熱しているなら対処可能」

パウエルFRB議長
「労働市場は引き続き非常に堅調」
「過去1年の米国経済は本当に非常に好調だった」
「最近のデータはインフレに関してさらなる進展が見られないことを示している」
「米労働市場はより良いバランスに向かいつつある」
「賃金圧力は徐々に緩和し続ける」
「確信を得るまでにはさらに時間がかかる可能性が高い」
「政策の実行にさらに時間がかかるのは適切」

4月17日(水)

NZ 第1四半期消費者物価指数(前期比):結果0.6% 予想0.6%(前回0.5%)
NZ 第1四半期消費者物価指数(前年比):結果4.0% 予想4.0%(前回4.7%)

日 通関ベース貿易収支:結果3665.0億円 予想2820.0億円(前月-3778.0億円)

英 3月消費者物価指数:結果0.6% 予想0.5%(前月0.6%)
英 3月消費者物価指数(前年比):結果3.2% 予想3.1%(前月3.4%)
英 3月消費者物価指数(コア)(前年比):結果4.2% 予想4.2%(前年比4.5%)

英 3月生産者物価指数:結果0.2% 予想0.2%(前月0.3%)
英 3月生産者物価指数:結果0.6% 予想0.6%(前月0.4%)

欧 3月ユーロ圏消費者物価指数HICP(前年比)(確報値):結果2.4% 予想2.4%(前回2.4%)
欧 3月ユーロ圏消費者物価指数HICP(コア)(前年比)(確報値):結果2.9% 予想2.9%(前回2.9%)

翌3:00
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は全てを考慮した結果、若干拡大した」
「12地区のうち10地区では緩やかから穏やかな経済成長が見られ、2地区では変わらずだった」
「消費者支出は全体としてはほとんど増加しなかった」
「製造業活動はわずかに減少し、同部門の成長を報告したのは3地区のみ」
「住宅建設は平均して若干増加し、ほとんどの地区で住宅販売が強化された」
「経済見通しは慎重ながらも全体としては楽観的だった」
「雇用は全体的にわずかなペースで増加し、9地区では非常に緩やかな増加が報告された。残りの3地区では雇用の変化は報告されなかった」
「賃金は8地区で緩やかなペースで増加したが、残りの4地区では緩やかな上昇にとどまった」
「全体として雇用の増加は小幅であり、賃金上昇率も引き続き緩やかにパンデミック前の水準に戻り、労働力の需要と供給は比較的安定した状態が続くと予想」
「価格上昇は平均して緩やかで、前回とほぼ同じペースとなった」
「インフレは今後も緩やかなペースで安定的に推移すると予想」
「投入価格と生産価格の両方において、短期的なインフレに対する上振れリスクを認識」

G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン、~18日)

ナーゲル独連銀総裁
「ユーロ圏の物価圧力はしばらく続く可能性がある」
「2024年の独経済は若干の成長が見込まれる」

ベイリーBOE総裁
「来月は大幅なインフレ低下が予想される」
「インフレ予測の誤差は減少した」
「インフレ目標を持続的に達成するのが我々の仕事」

ラガルドECB総裁
「欧州の経済成長は米国に比べて緩慢」
「わずかに回復の兆候が見てとれる」

鈴木財務相
「日米韓の財務相会合で為替について意見交換した」
「為替について日米での意思疎通を確認した」
「急速な円安、ウォン安についての認識を共有した」

神田財務官
「日米韓で円安、ウォン安への深刻な懸念を共有」
「(為替について)必要であれば適切な行動取るのは変わらない」
「手の内さらすことになるため、具体的な措置には言及しない」
「あらゆる手段を排除せずということに尽きる」

シュナーベルECB専務理事、講演
ハスケル英MPC委員、講演
米財務省、20年債入札

4月18日(木)

豪 3月失業率:結果3.8% 予想3.9%(前月3.7%)
豪 3月雇用者数:結果-0.66万人 予想1.0万人(前月11.76万人)

米 4月フィラデルフィア連銀景況感指数:結果15.5 予想2.1(前月3.2)
米 週間新規失業保険申請件数:結果21.2万件 予想21.5万件(前週21.2万件)

米 3月景気先行指数:結果-0.3% 予想-0.1%(前月0.2%)
米 3月中古住宅販売件数:結果419.0万件 予想418.0万件(前月438.0万件)

メスター米クリーブランド連銀総裁☆
「今年のインフレ率、想定よりやや高い」
「インフレ率が2%への持続的な道筋の上にあると言えるまで、さらなる情報必要」
「インフレ率は低下するとなお予想」
「労働市場は力強く、経済成長は堅調」
「インフレ率が2%へと低下しない場合、金利を現行水準より長期的に据え置く可能性」
「政策緩和を急ぐ必要はないが、ある時点で緩和を開始する」
「労働市場が悪化すれば、利下げの可能性」

野口旭日銀審議委員、あいさつ
「中銀はバランスシート縮小させることなく政策金利の引き上げ遂行可能」
「賃金から物価への波及はまだ十分ではない」
「基調的な物価上昇率もまだ2%に達していない」
「3月会合の決定、ゼロ近傍の政策金利の下での国債買入れ継続という枠組みへの移行」
「3月決定への反対、現段階ではマイナス金利下での国債買 入れ継続の方がより適切と考えた」
「今後も緩和的な金融政策の継続を通じ、労働需給の適切なバランス保ち続けることが必須」
「物価2%実現、26年になれば相当確度高まっているとは思う」
「利上げと国債減額、順番をどうするかはこれからの議論」
「追加利上げのタイミング、私自身はかなりゆっくりになるというのがメインシナリオ」
「追加利上げは、経済状況次第で柔軟に考え方は変えたい」
「円安が長引くといろんな影響でてくる可能性ある」
「為替自体に金融政策で対応することはあり得ない」
「円安が好循環に影響するなら見極めていかなければいけない」

神田財務官
「為替を含む過去のコミットメントをG7共同声明で再確認」
「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済金融に悪影響」
「為替の具体的な水準についてはコメントしない」
「G7声明、日本の主張を踏まえて為替のコミットメントを再確認」
「為替について鈴木財務相から話をすることはなかった」
「為替はG7の議題ではなかったが、財務官レベルで毎日のように意思疎通」

ボウマンFRB理事「インフレ進行は鈍化、おそらく停滞している」
「金融政策が制限的か時間が経過すれば分かる」
「米経済は堅調、個人消費の強さは雇用の継続的な拡大に繋がっている」、講演

G7財務相・中銀総裁会議声明
「世界経済は複数のショックへの耐性示したが、成長見通しは引き続き過去の平均を下回っている」
「中央銀行、物価安定の達成に引き続き強くコミット」
「ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢に起因する大きな地政学リスク、通商や供給網・商品価格に影響する可能性」
「凍結ロシア資産からの収入をウクライナ支援に活用するとのEU提案を歓迎」
「ガザ危機を懸念」
「イランの兵器調達・製造能力を低下させるため緊密に協調」
「 域内情勢がエスカレートすれば経済にリスク、安定呼びかけ」

デギンドスECB副総裁
「現在のインフレ(低下)傾向は利下げを許容するかもしれない」
「インフレが持続的に目標に収束しつつあるという確信がさらに高まるのであれば、制限的政策を緩和するのが適切」

ナーゲル独連銀総裁
「今年、ドイツのインフレ率が数カ月小幅に回復する可能性は否定できない」

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁☆、討議に参加
「利下げの緊急性は感じていない」
「経済は好調」
「FF金利は経済をそれほど減速させていない」
「最終的には金利を下げる必要があるだろう」
「利下げは経済活動によって決まる」
「利上げは私の基本的な予想ではない」
「データが利上げを要求するなら、FRBは利上げするだろう」

ボスティック米アトランタ連銀総裁☆、イベントに参加
「景気後退(リセッション)は予想せず」
「依然として2%の軌道。ただ遅くてでこぼこな道」
「米国のインフレは高すぎる」
「年末まで利下げは出来ないだろう」

鈴木財務相
「為替市場に関しては日米、日米韓で緊密な意思疎通を行う」
「金利差だけで為替の水準は決まらない」
「為替はG20の議題になかったので発言はしなかった」

植田和男日銀総裁
「米国の実体経済は引き続き強い」
「米経済は為替レートなどを通じて日本経済、物価に影響を与える」


4月19日(金)

日 3月全国消費者物価指数(前年比):結果2.5% 予想2.9%(前月2.8%)
日 3月全国消費者物価指数(生鮮食料品除くコア)(前年比):結果2.7% 予想2.7%(前月2.8%)

英 3月小売売上高;結果0.0% 予想0.2%(前月0.1%)
英 3月小売売上高(除自動車燃料):結果0.8% 予想0.9%(前月-0.3%)

独 3月生産者物価指数:結果0.2% 予想0.0%(前月-0.4%)
独 3月生産者物価指数(前年比):結果-2.9% 予想-3.2%(前月-4.1%)

国際通貨金融委員会(IMFC、ワシントン)
グールズビー米シカゴ連銀総裁、質疑応答
ナーゲル独連銀総裁、講演

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレ率が2%に戻れば利下げは可能」
「インフレが確実に低下するまで忍耐が必要」
「利下げはいくらでも待つことが可能」
「利下げを2025年まで待つ可能性もある」

ボスティック米アトランタ連銀総裁☆
「今年は1回の利下げを予想」
「経済が減速しているものの、その減速ペースは緩やか」
「賃金上昇率はインフレ率を上回っている」
「インフレ抑制に向けた進展とともに、経済成長が続いていることは喜ばしい」

米政府高官
「イスラエルがイランの標的を空爆したことを確認」

ラガルドECB総裁
「ユーロ圏のディスインフレプロセスは続いている」
「特定の金利の道筋を事前に約束することはない」
「ユーロ圏成長見通し、歴史的基準で依然平均を下回る」

※指標などの発表予定は予告なく変更になる場合があります。数値等につきましてはご自身でご確認頂くようお願いします。馬