先週の日経平均は1377円安(-3.41%)、ダウは898ドル安(-2.26%)だった。

1日、日経平均は566円安と反落し4万円割れ。終値で4万円を割り込むのは3月18日以来。朝方は昨日発表された3月の中国製造業PMI50.8と6ヵ月ぶりに50を超え、ファナック(+2.82%)、安川電機(+2.41%)など中国関連に買いが入った。その後は利益確定売りが優勢となり大幅安となった。東京エレク(-3.21%)、アドバンテスト(-4.96%)、信越化学(-3.52%)の3銘柄で日経平均を250円押し下げた。東証プライムの売買代金は4兆6442億円。(39803.09円)
ダウは240ドル安と3日ぶりに反落。一方でNASDAQは小幅反発。3月のISM製造業景気指数50.2と2022年9月以来節目の50を上回った。週末パウエルFRB議長「利下げを急ぐ必要はない」と語ったことで利下げ観測が後退し売りが出た。ホーム・デポ(-4.06%)、ボーイング(-1.81%)が下落。一方でマイクロン(+5.44%)やアルファベット(+3.02%)は高い。(39566.85円)
強い米経済指標やパウエルFRB議長の発言で米10年債利回りは一時4.3331%と3月19日以来の水準まで上昇。USD/JPYは151.77まで上昇する場面があった。EUR/USDでもドル買い・ユーロ売りが優勢。一時1.0731と2月16日以来の高値。

2日、日経平均は35円高と小幅反発。前場一時340円高まであったが買い一巡後は上げ幅を縮小した。東京エレク(+3.42%)、レザーテック(+1.93%)など半導体関連が買われ2銘柄で日経平均を138円押し上げた。東証プライムの値上がり銘柄数は286。値下がりは1344と値下がりが圧倒的に多かった。東証プライムの売買代金は4兆4002億円。(39839.91円)
ダウは396ドル安と続落。FRBの利下げ後ずれ観測から米10年債利回りは一時4.4032%と昨年11月28日以来の水準に上昇、ダウの下げ幅は一時515ドルまであった。ユナイテッドヘルス(-6.44%)、アムジェン(-2.41%)、ナイキ(-1.74%)などの下げが大きい。1-3月期の世界販売台数が前年同期比9%減となったテスラが4.90%安。(39170.24ドル)
メスター米クリーブランド連銀総裁「政策にとってより大きなリスクは早すぎる利下げ」デイリー米サンフランシスコ連銀総裁「FF金利を調整する緊急性はない」と発言。東京時間151.80をつけたUSD/JPYは151.46まで下げる場面があった。EUR/USDも東京時間1.0725の安値をつけた後1.0779まで上昇。

3日、日経平均は387円安と反落。昨晩の米国市場で主要3指数が下落した流れを受けて日経平均は621円安まであった。売り一巡後は下げ渋ったが3月15日以来終値で25日線を下回った。3月の国内ユニクロ既存店売上高が3ヵ月ぶり前年を下回ったファーストリテが3.34%安し日経平均を153円押し下げた。東証プライムの売買代金は4兆7608億円。(39451.85円)
ダウは43ドル安と3日続落。3月のADP雇用者数18.4万人と予想を上回る一方で、ISM非製造業景気指数51.4と予想を下回った。米10年債利回りは一時4.42%台へ上昇する場面があった。半導体製造部門の2023年営業損失が70億ドルに拡大と伝わったインテルが8.22%安、ウォルトディズニーが3.13%安。(39127.14ドル)
ADP雇用者数を受けてUSD/JPYは151.95まで上昇、その後ISM非製造業PMIが予想を下回ると151.58まで押し戻された。EUR/USDではドル売りが優勢となり1.0840まで上昇。

4日、日経平均は321円高と反発。昨晩の米国市場でダウは下げたがS&P500やNASDAQが反発したことで買戻しが優勢で始まった。一時791円高と4万243円まであったが後場上げ幅を縮小した。ソシオネクスト(+17.55%)、ファナック(+316%)、ソフトバンクG(+1.07%)が上げた。東証プライムの売買代金は4兆7963億円。(39773.14円)
ダウは530ドル安と4日続落。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁「インフレが停滞すればFRBは今年利下げしない可能性」と発言しFRBの利下げ期待が後退。さらに原油先物が昨年10月以来の87ドル台をつけるなどインフレ継続懸念も台頭し売りが強まった。セールスフォース(-3.48%)や3M(-2.84%)などが安い。(38596.98ドル)
NY時間序盤は151円台後半で推移したUSD/JPYは、中東の地政学リスクが高まり米国株式市場が急落すると151.12まで下げる場面があった。米週間新規失業保険申請件数22.1万件と予想より弱い結果となるとEUR/USDは1.0876の高値まであった。その後株価が下落するとドル買いとなり1.0832まで下げた。

5日、日経平均は781円安と大幅反落。FRB早期利下げ期待後退で朝方から売りが優勢、前場一時998円安まであった。後場下げ幅を縮小したが3月15日以来の3万9000円割れで引けた。東京エレク(-5.60%)、ファーストリテ(-2.26%)、アドバンテスト(-4.85%)が安い。東証プライムの売買代金は4兆5108億円。(38992.07円)
ダウは307ドル高と5日ぶりに反発。米3月の雇用統計非農業部門雇用者数30.3万人増と予想を大きく上回った。米10年債利回りは上昇したものの前日までの下落の反動から買戻しが優勢となった。アマゾン(+2.82%)やセールスフォース(+2.64%)が上昇。ダウは一時4443ドル高まであった。(38904.04ドル)
雇用統計は失業率も3.8%と前月から低下、平均時給は前月比+0.3%と予想と一致した。強い雇用統計を受けて米10年債利回りは4.40%に上昇した。東京時間150.79の安値があったUSD/JPYは一時151.75まで上昇。強い米雇用統計を受けてEUR/USDは1.0791まで下落。その後は来週ECB理事会を控え1.08台前半で推移。

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TOPIX週足

 

ダウ週足

 

USD/JPY週足


【今週の経済指標】

4月8日(月)

日 国際収支(貿易収支):結果-2809.0億円 予想-1735.0億円(前月-14427.0億円)
日 国際収支(経常収支):結果26442.0億円 予想30700.0億円(前月4382.0億円)

日 3月景気ウォッチャー調査・現状判断DI:結果51.2 予想51.4(前月51.3)
日 3月景気ウォッチャー調査・先行き判断DI:結果49.8 予想51.4(前月51.3)

独 2月鉱工業生産:結果2.1% 予想0.4%(前月1.3%)
独 2月貿易収支:結果214.0億ユーロ 予想248.0億ユーロ(前月265.0億ユーロ)


植田日銀総裁
「金融政策、新たな枠組のもとで経済変化に適切に対応」
「景気回復で政策はある程度動けるようになった」

イエレン米財務長官
「インフレ率の伸び率が鈍化していくことを確信している」

グールズビー米シカゴ連銀総裁
「経済は引き続き好調であり、雇用統計がそれを裏付けている」
「FRBはいつまで金融政策を制限的に続けるかを決定する必要がある」

4月9日(火)

豪 4月Westpac消費者信頼感指数:結果-2.4% 予想-(前月-1.8%)

植田日銀総裁
「2%物価目標の持続・安定的な実現が見通せる状況に至った」
「3月の金融政策決定会合で賃金と物価の好循環を確認」
「賃金・物価の好循環を確認し、大規模金融緩和の見直しを決定」
「短期金利操作を主たる政策手段とし適切に金融政策を運営」
「政策効果発揮には、適切な情報発信が重要」
「当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」
「金融政策の変更、あくまで2%物価目標の持続・安定的実現のため」
「政策変更のタイミングや引き上げ幅の事前情報発信は考えず」
「中小企業の賃上げ、一定程度の広がり期待できると判断」
「為替の動きや水準へのコメントは控える」
「為替はファンダメンタルズに沿って安定推移が重要」
「金融政策は為替コントロールのために運営するものではない」
「インフレに影響があれば為替対応も検討」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
「サービスの需要は依然として非常に高い」
「2024年のディスインフレのペースは緩やかになるとみている」
「CPIがコンセンサスに達することは歓迎されるだろう」
「FRBの成長予測は常に上昇する可能性がある」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、討議に参加
米財務省、3年債入札

4月10日(水)
韓国(総選挙)、休場

日 3月国内企業物価:結果0.8% 予想0.8%(前月0.7%)
日 3月国内企業物価:結果0.2% 予想0.4%(前月0.2%)

NZ 4月RBNZ政策金利発表:結果5.50%据え置き 予想5.50%据え置き(前回5.50%据え置き)

RBNZ声明
「生産能力への圧力とインフレをさらに軽減するには、引き続き制限的な金融政策スタンスが必要」
「現在の消費者物価インフレ率は依然として委員会の目標範囲である1-3%を上回っている」
「委員会は政策金利を一定期間にわたって制限的な水準に維持することで、消費者物価インフレ率を1-3%の目標範囲内に戻すことができると確信している」
「全体としてリスクのバランスは2月の声明以来ほとんど変わっていないということで委員は同意」
「サービスインフレの持続が依然としてリスクであり、商品インフレは依然として高止まりしている」
「世界成長が低迷する環境下で継続的な制限的政策が続けば、予想よりも急速なインフレ低下につながる可能性がある」

加 2月住宅建設許可:結果9.3% 予想-3.9%(前月13.5%)

米 3月消費者物価指数:結果0.4% 予想0.3%(前月0.4%)
米 3月消費者物価指数(食品・エネルギー除くコア):結果0.4% 予想0.3%(前月0.4%)
米 3月消費者物価指数(前年比):結果3.5% 予想3.4%(前月3.2%)
米 3月消費者物価指数(食品・エネルギー除くコア)(前年比):結果3.8% 予想3.7%(前月3.8%)

加 BOC政策金利発表:結果5.00%据え置き 予想5.00%据え置き(前回5.00%)据え置き

BOC声明
「世界経済は約3%の成長を続けるとともに、大半の先進国のインフレが徐々に緩和すると予想」
「米国経済は、回復力のある消費と堅調な企業支出と政府支出に支えられ、予想よりも好調であることが再び示された」
「米GDP成長率は今年下半期に鈍化すると予想されているが、1月予想よりは依然として強い」
「ユーロ圏は現在の低成長から徐々に回復すると予想」
「原油価格は上昇し、1月想定より平均約5ドル高となっている」
「1月以降、利回りは上昇したが、企業の信用スプレッドの縮小と株式市場の急騰により、全体的な金融状況は緩和した」
「インフレ率は2025年に中銀の目標に達すると予想」
「労働市場の状況が引き続き緩和していることを幅広い指標が示唆」
「雇用の伸びは生産年齢人口に比べて遅く、失業率は徐々に上昇し、3月には6.1%に達した。最近、賃金圧力が緩和している兆候がいくつか見られる」
「経済成長は2024年に加速すると予測」
「2024年のGDP成長率を1.5%、2025年に2.2%、2026年に1.9%と予測」
「2月CPIインフレ率は2.8%に減速し、物価圧力の緩和が財やサービス全体にわたってより広範に広がっている」
「今年上期のCPIインフレ率は3%近くとなり、下半期には2.5%を下回り、2025年には2%のインフレ目標に到達すると予想」
「理事会は政策金利を5%に維持し、バランスシートの正常化を継続することを決定」
「インフレ率は依然高すぎる、リスクは残っているものの、CPIとコアインフレ率はここ数カ月でさらに低下している」
「理事会はこの低下の勢いが持続しているという証拠を模索」
「理事会は特にコアインフレの推移に注目しており、経済における需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格設定行動に引き続き焦点を当てる」
「物価安定を回復するという確固たる決意を維持」

マックレム・カナダBOC総裁
「6月利下げは可能性の範囲内」
「予想通りの展開になれば、利下げが適切になるだろう」
「インフレ指標全体に進展が見られる」
「企業の価格設定が正常化し始めている」
「インフレのモメンタムが低下したのは最近のこと」

米 2月卸売売上高:結果2.3% 予想-(前月-1.4%)
米 2月卸売在庫:結果0.5% 予想-(前月0.5%)

翌4:00
米 FOMC議事要旨公表(3月19-20日分)
「かなり近いうちにランオフのペースを縮小する準備」
「多くの当局者は低所得世帯に金融圧力が高まっていると認識」
「当局者は利下げの前にインフレに対するさらなる確信を求める」
「最近のインフレデータは当局者にとって失望」
「インフレは低下し続けたが、最近の進捗状況にはばらつきがある」
「雇用とインフレ目標の達成に対するリスクはより良いバランスに向かいつつあると判断」
「かなり近いうちにランオフのペースを縮小する準備」
「多くの当局者は低所得世帯に金融圧力が高まっていると認識」
「当局者は利下げの前にインフレに対するさらなる確信を求める」
「最近のインフレデータは当局者にとって失望」
「インフレは低下し続けたが、最近の進捗状況にはばらつきがある」
「雇用とインフレ目標の達成に対するリスクはより良いバランスに向かいつつあると判断」

植田日銀総裁
「当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」
「2%物価目標の持続・安定的な実現が見通せる状況に至った」
「基調的な物価は現在ではまだ2%に届いていない」
「基調的な物価が徐々に2%へ収束していく見通しを持っている」
「基調物価が2%を大きく超えれば、急激な利上げが必要となる可能性がある」
「厳格なインフレターゲットを目指しているわけではない」
「2%の物価目標はグローバルスタンダードであり適切」
「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復している」
「春闘の最近のデータから、賃金と物価の好循環の強まりが確認されてきている」

バーキン米リッチモンド連銀総裁☆
「インフレに関しては大きく前進していると考えている」

日米首脳、共同記者会見

バイデン米大統領
「日本、英国との軍事演習実施を楽しみにしている」
「年末までに利下げが実施されるだろう」
「利下げは1か月延期される可能性がある」

岸田首相
「日本は防衛能力を決意を持って強化」
「日米は中国との対話を維持」
「日米は中国関連問題で緊密に連携する」
「バイデン氏と北朝鮮について協議した」

グールズビー米シカゴ連銀総裁、パネルディスカッションに参加
米財務省、10年債入札

4月11日(木)

中 3月生産者物価指数:結果-2.8% 予想-2.8%(前月-2.7%)
中 3月消費者物価指数:結果0.1% 予想0.5%(前月0.7%)

21:15
欧 ECB政策金利発表:結果4.50%据え置き 予想4.50%据え置き(前回4.50%据え置き)

ECB声明
「食料品や商品の価格低下により、インフレ率は低下し続けている」
「ECBの主要金利は進行中のディスインフレプロセスに大きく貢献」
「今後の決定において、必要な期間に渡り、政策金利が十分に制限的な水準に設定される」
「インフレのターゲット収束が持続的になるとの確信が今後の評価でさらに高まれば、現行の金融引き締め度合いを緩和することが適切」
「理事会はデータに基づき、最適な制限水準と継続期間を会合ごとに柔軟に判断する方針」
「特定の金利の道筋にコミットするものではない」

21:45
ラガルドECB総裁、定例記者会見
「経済は弱いまま」
「製造業は需要が低迷している」
「輸出は今後数四半期で回復する見込みです」
「インフレは変動しながら、目標に向かって低下するだろう」
「成長見通しに対するリスクは下方向」
「最近の指標は賃金上昇のさらなる緩和を示唆」
「6月にはさらに多くのデータが得られ、新しい予測も得られるだろう」
「少数の加盟国は利下げに十分な自信を持っていた」
「大多数はより多くのデータを望んでいた」
「我々はFRBに依存しているのではなく、データに依存している」
「バランスシートの規模はすでにかなり縮小している」
「データを得るまで政策に関していかなる路線にもコミットすることはできない」
「ユーロ圏のインフレの性質は米国とは異なる」
「ユーロ圏のデータに基づいて決定を下す必要がある」
「ディスインフレが継続すれば、金利の道筋に反映させる」
「方向性はかなり明確だが、具体的な道筋はない」
「エネルギーベースの影響がインフレに変動を引き起こす」

米 3月生産者物価指数:結果0.2% 予想0.4%(前月0.6%)
米 3月生産者物価指数(食品・エネルギー除くコア):結果0.2% 予想0.2%(前月0.3%)
米 3月生産者物価指数(前年比):結果2.1% 予想2.2%(前月1.6%)
米 3月生産者物価指数(食品・エネルギー除くコア)(前年比):結果2.4% 予想2.2%(前月2.1%)

米 週間新規失業保険申請件数:結果21.1万人 予想21.4万人(前週22.2万人)

神田財務官
「特定の水準を念頭に判断していない」
「過度な為替変動は国民経済に影響」
「行き過ぎた動きにはあらゆる手段排除せず適切な手段をとる」
「あらゆる事態に常日頃からそなえている」
「現在の為替、過度な変動か『総合的に判断しているので申し上げない』」
「一晩で1円、過度な変動か申し上げない」
「 一般にいえばリスクオフになると円高になることが多いことが観察されている」

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁☆
「見通しは不確実であり、データ次第」
「今年からの利下げを予測」
「今年の米GDPは2%に達すると予想」
「雇用市場は依然として強い」
「今年のインフレ率は2.25%から2.5%になると予想」
「今年の失業率は4%に上昇すると予想」
「住宅を除いたコアサービスのインフレは予想よりも早く低下」
「最終的には利下げが必要になる」
「FRBの利上げは基本的な見通しの一部ではない」
「短期的には金融政策を変更する必要はない」

バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレ・データからは、ディスインフレが広がるという確信は得られなかった」
「インフレについてはまだ望むところではないが、長期的には正しい方向に向かっている」

コリ「最近のデータは金利変更の差し迫った必要性を否定するもの」
「依然として年内利下げを予想」
「経済が強ければ利下げの回数は減るかもしれない」
「ディスインフレは引き続き不均一になる可能性が高い」
「最近のインフレデータは見通しを変えるものではない」
「堅調な雇用市場で利下げが必要となる緊急性は低下」
「インフレは引き続き緩やかになると予想」
「インフレ率が2%に戻るにはさらに時間がかかる可能性がある」ンズ米ボストン連銀総裁、講演

グリーンMPC委員
「英国はリセッションからの脱却の兆しを見せている」
「インフレは低下し、雇用市場は好調」
「インフレ目標は5月中に短期的に達成すると予想」
「利下げ後に再び利上げしなければならないことが最悪」

米財務省、30年債入

4月12日(金)

日 2月鉱工業生産:結果-0.6% 予想-0.1%(前月-0.1%)
日 2月設備稼働率:結果-0.5% 予想-(前月-7.9%)

中 3月貿易収支:結果707.7億ドル 予想707.7億ドル(前月397.1億ドル)

英 2月鉱工業生産指数:結果1.1% 予想0.1%(前月-0.3%)
英 2月製造業生産高:結果1.2% 予想0.1%(前月-0.2%)
英 2月貿易収支:結果-22.91億ポンド 予想-30.8億ポンド(前月-22.05億ポンド)
英 2月CDP:結果0.1% 予想0.1%(前月0.3%)

独 3月消費者物価指数:結果0.4% 予想0.4%(前月0.4%)
独 3月消費者物価指数(前年比):結果2.3% 予想2.3%(前月2.2%)
独 3月消費者物価指数(HICP):結果0.6% 予想0.6%(前月0.6%)
独 3月消費者物価指数(HICP)(前年比):結果2.3% 予想2.3%(前月2.3%)

米 3月輸入物価指数:結果+0.4% 予想0.4%(前月0.3%)

米 4月ミシガン大学消費者信頼感指数:結果77.9 予想78.9(前月79.4)

コリンズ米ボストン連銀総裁
「利上げは基本シナリオではないが完全には排除されていない」
「今年は2回の利下げが可能」
「インフレ圧力は年後半に和らぐと予想」
「いつ利下げを開始できるかを事前に判断することはできない」
「労働市場が健全でもインフレは低下するが、時間がかかる」
「インフレは低下すると非常に楽観的にみている」
「賃金の伸びは依然としてインフレ率が2%に向けて低下していることと一致」
「ある時点で緩和するのが適切だが、まだその時点には達していない」
「基本的には今年後半に利下げ」
「FRBの政策はデータに依存」
「利下げの緊急性はない」

グールズビー米シカゴ連銀総裁
「FRBはインフレ率を目標まで下げなければならない」
「FRBが将来の会合で何をするかについて制約を設けることは好まない」
「インフレの最後の1マイルの問題は少し難しい」
「インフレに関しての当面の最も重要な数字は、住宅に何が起きているかだ」
「中東の不安定は、原油価格とガスという点でFRBにとって不確定要素だ」
「FRBは二重の使命に従い、政治的懸念には反応しない」
「個人的には政治的な圧力は感じていない。FRBは雇用と物価の二重の使命に従っている」

シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「現在の金融政策のスタンスは適切である」
「インフレ率が2%に低下することが明確になるまで金利については忍耐強くあるべき」
「インフレは依然として高すぎる」
「FRBのバランスシートはさらに縮小するべき」

ボスティック米アトランタ連銀総裁☆
「インフレ緩和は続くものの、そのペースは予想よりも遅い可能性」
「2024年の見通しは年末に向けて1回の利下げ」
「私は利下げを急いでいない」

バイデン米大統領
「我々はイスラエル防衛に専念している。イランは成功しないだろう」
「イランが遅かれ早かれイスラエルを攻撃すると予想」
「(イランへのメッセージとの質問に)やめろ(Don't)」

デイリー米サンフランシスコ連銀総裁☆、イベントに参加
「政策金利を調整する緊急性は全くない」
「労働市場は堅調で、インフレ率は昨年ほど急速に低下していない」
「利下げを検討する前に、インフレ率が2%に向けて低下していることを完全に確信する必要がある」

※指標などの発表予定は予告なく変更になる場合があります。数値等につきましてはご自身でご確認頂くようお願いします。

※指標などの発表予定は予告なく変更になる場合があります。数値等につきましてはご自身でご確認頂くようお願いします。馬