百万本のバラ | 歴史の裏

百万本のバラ

 しますえよしおがいい

 

 百万本のバラは加藤登紀子が有名ですが、私はしますえよしおが好きです。加藤の歌声は厳しく感じられるのに対し、しますえの声はとても温かみがある。歌詞も加藤のは

 

 ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て

 どこかの お金持ちが ふざけたのだとおもった

 

 貧しい絵描きは 孤独な日々を送った

 けれど バラの思い出は心にきえなかった

 

と突き放して救いがなく暗い気持ちになりますが、 しますえの歌詞は

 

 夜汽車の窓辺で あなたは思うだろう

 見えない愛の火が この世にあるのだと

 

 残った僕の熱い心には 思い出涙の雫

 

と救いがあります。