米大統領夫人は「国賓」並み | 歴史の裏

米大統領夫人は「国賓」並み

  私人じゃなかったの

 

 政府は東京オリンピック開会式に出席のため来日したジル・バイデン米大統領夫人を7月22日夕、迎賓館で他の首脳級を上回る「国賓」並みの待遇で歓迎した。これには菅義偉首相だけでなく真理子夫人も同席した。エッと驚く為五郎! だって大統領夫人は私人ではないの?

 安倍晋三政権は2017年3月14日、安倍首相夫人昭恵さんを「公人ではなく私人であると認識している」と閣議決定した。当時、5人の秘書を国費(税金)でつけているのに「私人とは」と批判が出たが、安倍政権は「私人」で押し通した。当時の官房長官は菅さん。それなら米大統領夫人も私人ではないのでしょうか。いや、米大統領夫人は公人で、首相夫人は私人だと使い分けるなら、それもいいが、なら何で私人の真理子夫人を税金を使って同席させるのか。安倍夫人は私人だが、菅夫人は公人だとまた使い分けるのか。