孫と遊ぶ
ルスツリゾート
国道をくぐるモノレール
きのう(8月19日)までの3日間、中1の孫と娘夫婦、ジジ・ババで2泊3日、北海道へ行ってきた。JTBによる「(レンタ付)あそべる北海道」3日間のツアー。新千歳空港から約100㌔西にあるルスツリゾート。行く途中で昭和新山を見たり、2000年の有珠山噴火で家並みが埋没した西山火口の街跡を見たりして午後6時頃、目的のルスツリゾートへ着いた。着いたとたん度肝を抜かれた。1階と思われるゲートを入るともう遊園地入口。柵をはさんで回転木馬が回っている。孫は興奮状態。出迎えのボーイさんは「回転木馬は無料です」と言う。「こんなところへ泊まるんじゃなかった」。遊園地のゲートを通って1階上のフロントへ行く。要するに遊園地内にホテルがあるのだ。
夕食は和食を選んだ。レストランは本館と約500㍍は離れたルスツタワーにある。あいにく土砂降りの雨。どうやって行くのだろうと思案してフロントに聞くとモノレールで行くという。これにも度肝を抜かれた。夕食へ行くのにモノレールに乗るとは! しかも乗って驚いた。モノレールにはトンネルがある。国道の下をくぐり抜けている。夕食は申し分ないくらい美味しかった。夜8時45分からは花火があった。
翌日は午前中雨。園内のウルトラドリームサーカスを見た。遊園地内の無料サーカスだからとタカをくくっていたら、とんでもない。ロシア人によるレベルの高いサーカスだった。中でもびっくりしたのは猫の芸。綱渡りしたり玉乗りしたり逆立ちで歩いたり、猫とは思えない芸達者。園内には各種ジェットコースターが数種類ある。ジェットコースターやゴーカートの回数制限がある遊園地もあるが、ここは乗り放題。孫は興奮しっぱなし。
外国人従業員
最終日は尻別川のラフティングをやってみた。約8キロを下る。前の日に雨が降ったせいで水量がまし、適度の波立ちがあってスリリングだった。インストラクターのDJ風トークが面白く楽しませてもらった。ところが、私たちのボートのインストラクターはネパール人。夏の間は日本へ来てラフティングで稼ぎ、秋から春まではネパールに帰国するのだという。
今回の旅で再認識させられたのは、観光地に外国人の多いこと。観光客の言葉を聞くと中国語や韓国語。バイキングで自席までコーヒーを持ち帰る際、走ってきた子供がぶつかりそうになったので、「走ると危ないよ」と注意したが、中国語らしい言葉で何か言っている。観光客だけでなくホテルやホテル内のレストランの従業員にも外国人が多い。前述のモノレールの車掌さんは韓国女性、サーカスはロシア人だし、ラフティングのインストラクターも白人やヒスパニック系、アジア人らしい人が多かった。
日本も変わりつつあるのだ。