アナログ終了Ⅲ | 歴史の裏

アナログ終了Ⅲ

歴史的一瞬

 724日正午、ついにアナログ放送が終了した。テレビが始まって60年、その歴史的画面を見た。アナログテレビを地デジに替えなかったから、この幸運に巡りあえた。

71日から各テレビで

アナログ放送

終了まで

あと○○日!

のカウントダウン表示が行われていた。民放各局はまだ小さいが、NHK は縦、横とも画面3分の1以上でバカでかい。字幕にかぶるからせっかくの字幕がよく読めない。あまり腹が立つからリビングのテレビは買い替えまいと思った。今日からはこのイライラから解放されたと思うとホッとする。

24日は朝から

  きょう正午で

  アナログ放送の番組は

  終了します

という文字に変わった。正午になると

  長い間ご覧いただき

  ありがとうございました

の文字の後、全面青色となり赤、黄色、白の文字で

  

  ご覧の番組は

  きょう正午に終了しました

  今後はデジタル放送でご覧下さい

の文字と、その下に総務省地デジセンター、NHKアナログ放送終了のお問い合わせセンターの電話番号が表示されている。このお知らせも24日中で、25日午前零時からは砂嵐になるという。

 前にも書いたが、テレビがなくても生活には困らない。今は駆け込み需要でテレビが高くなっているらしい。当分は買わず、安くなったら買うつもりだ。妻は「静かになっていい」と喜んでいるから、あながち私の独りよがりでもなさそうだ。