鈴虫寺 | じーじのひとりごと

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第二の人生を歩むじーじが日々感じたことを自由に書いてます。

 

嵐山に散策に行った

最初は華厳寺から

一年中、鈴虫の鳴き声を聞くことができるので
通称、鈴虫寺

秋に鳴く鈴虫を一年中鳴かせるために
鈴虫が鳴く部屋の温度は一年中25℃に保ってあり、
これだけ冷暖房が完璧なお寺は全国でココだけだそうだ。

さらに部屋の裏では
卵や幼虫がずっと育てられているようです。

卵は、一度冬を経験する必要があるので、
夏でも、わざと冷やしてから、春の気温にしてやる。
そうすると、鈴虫が産まれてくるそうです。

まだ6月なのに、

本当に、リーンリーンと泣いていました。
その数、なんと3000匹。
びっくり!

一緒に参拝していた人が
もう五回も六回も聞きに来ていると聞いて
またまたびっくり!

聞いているだけで、御利益がありそうだ。

 

 

 


和尚さんの法話は

「慈粛陽静」

「慈」
いつくしむ

仏様の心を 慈悲の心というように
何事も上から見下ろすのではなく
弱い人々を助けていくような気持ちで生活をしなければいけない。

「粛」
つつしみ深くかしこまること

簡単に言えば礼儀正しく行動すること
だから、
コロナだからと言って
マスクを買い占めるような行動をとってはならない。

そんなことをしていては
増苦(苦が増える)
・・・・ますく(笑)

「陽」
太陽のこと

今はコロナで大変な時期ではある。
でも陽は必ず昇る。
あせることはないのです。

「静」
しずか

静かに行動する
冷静に落ち着いて!


この四字を連ねた熟語が

「慈粛陽静」(じしゅくようせい)
自粛要請とはこのような意味なのです。

なかなかおもしろい法話だった。

お茶とお菓子(はくせんこう)をいただきながら、この法話を聞いたのだが、
和尚さんは
もうお菓子は食べられましたか~って念押ししてから

実はお菓子に黒いブツブツが入っていたでしょう。
鈴虫さんが、これだけいると、毎日たくさん死んでいくのです。
その死骸を干して、すりつぶした物を、
少しは鈴虫さんの供養になるのではないかと思い・・・

ええええええ~~
まさか~~

いえいえ、あれは梅干しを作ったときのシソをすりつぶした物です。
ご安心を!

笑いをとって終わりでした。
なかなかいいお寺でしたよ~

 

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