イメージ力 | ベルクルールのカラーセラピスト便り

ベルクルールのカラーセラピスト便り

ポコアポコカード (親子のためのセラピー) 開発者 石合鶴英のブログです

先日、大塚国際美術館に三女と二人で出掛けた時


絵の鑑賞のしかたに、明らかな違いがありました


三女は、ただひたすら絵を見つめる

椅子にすわって、じーっと味わっているように思えました


私はまずは絵を目で見る

何か惹きつけられるものを感じたり

色を感じたり


次に

作者、時代背景、エピソードを読む


そして

もう一度、絵を見て観じる


イメージ力というと

きっと、三女のように

ただひたすら、そのものと一体化するくらい

感じて味わうところに作者の伝えたかったものが伝わって

来たりするものなのだろうと思います


世の中のインスピレーション画家の方たちは

直感で絵を描かれるのだろうな~と


私は、絵を見ながらも

作者の人生や心の動きなど

人間に興味があるのかもしれません


たとえば、レオナルドダビンチが最後の晩餐を描いたとき

ユダをテーブルの同じ側に座らせたわけは?

黄色ではなく青と緑の服を着せたわけは?

この構図に決まるまでに

どんな試行錯誤があったのだろう

など


そのような事を考えてもう一度絵を見たとき

私の中で、イメージがさらに膨らんで

キリストは、なんて言ってるだろう

と絵から聞こえてくる言葉を

聴いていたりします


私がイメージ画を描かせていただくときは

絵画を鑑賞する時のような作業をしているようです


描かせていただく方にお会いした時に感じる

イメージとしてのお人柄、雰囲気

を大切に感じ


セッションでいろんなお話を聞かせていただき

その方の人生の全体像をイメージしたり

さらには

その方の魂がなにを目指し、望んでいるのだろう

という壮大なものに、想いを馳せます


そして

現実の世界に

そのイメージの世界を表現して行きます

あまりに抽象的な絵ではなく

お渡しした方がその絵をみて

ご自分の命の輝きをイメージ出来るように

現実にあるものに置き換えてイメージします


ある方はお花だったり

菩薩だったり

ピラミッドだったり・・・・


わたしにとって

イメージ力とは


イメージと知識や思考が合わさっているように思います


案外頭が固くて、思考型


これも、私の特性だと思って可愛がりながら

イメージ力を高めていきたいな~と思います