今朝のテレビで、「魔法のフライパン」について放送されていました
シェフの間で人気になり、海外進出も決まっているという
軽くて熱伝導にすぐれたフライパンです
三重県にある 錦見鋳造株式会社 コチラ➡
部品を作っていた従業員6~7名の小さな町工場
不況の中、なんとか生き残りをかけてフライパン作りに取り組む
鋳物は、すき焼きなべなどに使われているが重いのが難点
軽いフライパンは出来ないかと試行錯誤を繰り返す
ある日、鉄と炭の配合をするときに
炭を入れたかどうかわからなくなった
まあ、いいっか、いれちゃえ! と、投入
結果的に倍の炭が入ったことにより
偶然に薄いフライパンが生まれたのだという
失敗の先にあるものこそ、成功なのだと思う
歴史的な大発見は
間違ってやったことや、失敗の結果によるものが多い
何度も何度もチャレンジし
失敗し
それでもくじけずチャレンジする
その努力の先に
奇跡ともいえる神様からのプレゼントのような
発見がまっているのだろう
目の前の行き詰まり
問題
失敗
渦中にある時には
苦しくて、永遠に出口がないように思える
しかし、行き詰まりこそ最大のチャンスなのだ
今までの価値観を捨てなければどうしようもないような事態
そんなときこそ、新しい道が目の前に開けるのだと思う
職人さんの生きざまに感動し
自分を振り返ってみる
絵を描くこと
新しいツールを生み出すことは
私にとっても
日々、チャレンジと失敗の連続
そして、完成した絵を手渡したときの感動
お役に立てた喜び
これがあるからこそ
また、次にチャレンジ出来るのだと思う
生みの苦しみの先にある
誕生の喜びを思い描きつつ
日々、職人技のように
自分を磨いていきたいと思う