今日のお客様との話。
かれこれ4年前から来ていただいてる強面男性50代の方。
ここ1.2年で体質改善されてとってもスマートになられたので、
「前とは全然雰囲気違いますよね。絶対今の方が若いし、素敵ですよー。最初の頃めっちゃ怖かったもん。絶対怖い人やと思って毎回びくびくしてましたよ。」
って何気なくお話したら。
「あー。あの頃は知り合いにお金貸してあげて、
踏み倒されて、返してもらうのにめっちゃ苦労してたからなぁ。ギラついてたなーw
結局お金帰って来てないけど。」
「えー。大変な話ですね。もうお金いいんですか?」
「いやな。途中で気づいてん。
マイナスを追っかけても仕方ないなぁって。どうせお金帰って来ても、マイナスがゼロになるだけやし。
どうせならプラスになることした方が自分の為やなぁって。
貸したのも自分の責任やし。
そりゃ、今でもたまに「あー、あのお金があったらなぁ」って思う事もあるけどなw」
この話を伺った時、私は「あっ!また神様が私に言うてるんやな」って思った。
これって、お金のことだけじゃなくて、人間関係やどうしようもならない悩みの時も一緒や。
例えば、分岐点に立った時、
今までの私は 明日死んでも後悔しない方を 選んできたけど、
目の前の損か得じゃなくて、何かに頼らなくても自分で幸せに出来る方を、プラスになる方に進んだらいいんだなぁと。
こうして私はいつも誰かや何かに答えを頂いている。
それは背中を押してもらったり、考え直させてもらえたり、少しクールダウンさせてもらったり。
会話とは、気づきと成長の繰り返しだ。
出来るだけ多くを学んで吸収したい欲張りな私は、
いつも耳と心を澄ましている。
そうして、この仕事を全うしたい。
TiCA
先日 TiCAに とっては 二人目の外国人のお客様に来ていただけました。
たまたまが たまたまを 呼び
たまたまの 確率で ご来店いただいた 奇跡に
ただただ 嬉しく思っています。
TiCAのFBページに 英語でメッセージを頂いたのが きっかけでした。
彼女はブラジル国籍ですが 英語も話せます。だけど日本語はほぼ話せません。
私もむちゃくちゃな英語 しか 話せないけど
なんとかかんとかして 満足していただける結果となりました。 (Googleにも嬉しすぎる口コミしてくれたし!)
日本に来て間もない彼女の話を聞いてると、
ウチに来てくれて嬉しいなと思うし、ウチに来てくれて彼女にとっても良かったなとも思ったのです。
「職場の怖いおばちゃんは、きっと外国人が嫌いなんだと思う。」と彼女は言いました。
私は拙い英語で、一生懸命、彼女の勇気や行動を褒めましたし、応援しているといいました。私の思いも一生懸命伝えました。
それは、私もひとり旅をしたときに いろんな人の優しさに助けてもらったからです。
最近、美容師という仕事は「人助け」に思えて仕方ないのです。
アメリカで仕事したときも、日本で仕事しているときも、
「あー助かりましたー!すっきりしたー」という お声を頂くことがあります。
そう聞くと 髪の毛を切る作業は 人を助けているの?と びっくりします。
私の拙い英語も、お客様の思いを叶える仕事も 「人を助けている」と 思えれば
それは 誰かにとって尊いものになれるのかもしれないという 気持ちになりました。
だから、これからも自分の作業に誇りをもって、
おごらず精進していけたらいいなぁと 思いました。
TiCA



