ここ最近 めっぽう邦画好き。

 

いや。前からかな?

 

文化の違いもあるからか、 外国映画よりも

断然、邦画の方が 感情移入して泣いてしまいます。

 

 

 

昨日は 「湯を沸かすほどの熱い愛」 を 観ました。

 

以下 少しネタバレありかも。。。

 

 

 

 

 

 

宮沢りえ演じる 「おかぁちゃん」が 突然の余命宣告受けて

残される娘との お涙ちょうだいな話かと思いきや

なんのその。

 

物語りは、もっともっと複雑で

登場人物それぞれの 複雑な生い立ちや

心情の深さがしっかりと 描かれている作品。

 

改めて 私は女性に生まれたことを 誇らしく感じたし、

どんな時でも、それぞれが持ってる「強さ」は絶対にあって

それを「おかぁちゃん」は、背中を押して

力いっぱい抱きしめて 愛してくれます。

 

母性が人一倍強いワタシは

めっちゃくちゃ 泣きました。

とにかく 泣きました。 

 

人は死んでしまうこと。

人が人を愛すること。

母性とは。

子供の気持ち。

 

 

 

 

「ビリギャル」 

 

これも 「どうせB級の流行り映画やろ?」 っと 思って

懸念してたのに ズドーーーンとなった映画。

 

 

バカなギャルが 頑張って大学に行くって 単純な話じゃなく、

親子関係、日本の教育制度、人を見かけで判断しちゃう大人たち、

様々な問題定義があって

そんな中でも、有村架純が

信念を曲げずに真っ直ぐに前だけを向いて進んでいく姿に

感動しました。

 

これもね。

 

めっちゃくちゃ 泣きました。

おいおい泣いた。

 

下も上も横も後ろ向いても キリが無い。

前を向く事でしか、答えは見つからない。

 

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あともう何年かで 40歳を迎えようとしている私。

 

またひとつ年代を超えてしまう。

 

自分はキチンと出来ているのかな?

ちゃんと大人になれているのかな?

自分の人生はこれでいいのかな?子供は産まなくてもいいのかな?

将来は?あと10年後は? などなど・・・

 

自分自身に問うことが 増えてきた様に感じています。

 

ここ最近 色々と考えさせられる機会が多く

自分が今立っている場所は

今までのたくさんの「選択の結果」でしかないし、

それらは 一生懸命頑張って来た事なのか、

怠慢に過ごした日々なのかが 顕著に表れる足元なのだと 痛感しています。

 

痛感ということは、たくさんの後悔もあるという意。

 

「若かりし頃の失敗」や、「おてんば」を 

「若気の至り」と片づければ、やり過ごせるのかも知れない。

「過去の勲章」と銘打てば、少しは自己満足にも浸れるのかな。

 

そういう 小さな選択ミスが 

後々、大きな後悔に繋がるということを すっかり大人になってから知った。

 

「吐いた唾は飲めない」し、もちろん「過去は過去」なのだ。

 

人生一度きりで 人生初心者な誰もが

自分自身を模索することが 「生きる」という事なのだと感じています。

 

もう大人になってしまって、過去も取り戻せない私は

自分の「無知」を 取り繕うように生きている。

 

世の中知らない事だらけだと それこそ痛感しているし、

誰かの事を羨んでは、あの人はそれだけの努力をしてきたからだと言い聞かせ、

好奇心だけは止まない私は、どこへでも行って見て触って匂いを嗅ぎたくなる。

 

だって 「経験」は誰にも取られない

「自分だけの物」だと 知っているから。

苦くて甘いのが毎日だし、誰かのせいにしたって仕方ないでしょ?って話。

 

全ては、自分の選択だ。

 

 

  TiCA