今日は 朝から 近所のおばちゃんの オウチまで


出張カットに 行きました。



その おばちゃんの家は ワタシが小さい頃から よく 遊びに行っていた


よくよく 知ってる ご近所さん。


ちゃんと 会ったのは もう10年以上ぶりで


いかに ワタシが 外に 目を向けるコトしか してなかったんだなぁ っと 。



『こんにちわ~』 っと 子供の頃と 変わらない感じで 


すたすたと 玄関を あがり (勝手知ったる 人の家なのでwww)



『おばちゃん カットしに来たでぇ』



『ありがとなぁ。ありがとなぁ。 ごめんやで忙しいのにぃ』 



『どれぐらい切ろっかぁ』 なんて 会話を交わしながら



髪の毛が落ちない作りのカットクロスまで 準備してくれてました。



小さい頃は おばちゃん だったのに


すっかり おばあちゃんに なってて


カットしてる間 ず~っと 話してくれてました。


『明日は 病院に行ってなぁ。 ほんで明後日は 法事があってなぁ~。』 


『うんうん』


『ほやし 髪の毛もキレイにすっきり しとかなアカンと 思て 頼んでん』


『うんうん』


『でも もう こんな体で 足が動かへんから お父ちゃんに 髪の毛も洗てもうてんねん。』


『うんうん』


『みんなの世話にばっかりなってなぁ。 ゴメンなぁ。と ありがとう。 しか 言うてないねん。』


たらふく 聞いた後 ワタシは


『そんなけ 喋れたら 元気な証拠やで~』 っと言いました。


小さい頃 元気で シャキシャキ してた おばちゃんは


足が動かなくなっていて 


腰もすっかり 曲がってました。


カットし終わって 


すっきり した 頭を なでながら


おばちゃんは 何回も 『ありがとうなぁ。』 っと言いながら 玄関まで 見送ってくれました。


『もう おばちゃんここで ええで。』 


『また いつでも来るしな。』 と  玄関を閉めました。


店まで 歩きながら


ワタシは 本当に 重大な仕事を してるんだなぁ。 っと 


改めて 『美容師とは』 『人間とは』 っと 考えてしまいました。


また 身の引き締まる事を 教えて頂いたと 思います。


また 明日も 頑張ろう。


   TiCA